先日、ある方から「新潟の魚沼産のお米です。とてもおいしかったので、仏様へ差し上げてください。」と言ってお米を頂戴しました。炊き上げてみると、きらきら光って見えるほどおいしそう!阿弥陀様も、先代様も、お大師様もみんなとても喜んでくださるでしょう。
それにつけても、日本に戻って来て嬉しいことの一つにお米のおいしさがあります。カナダでも日本と同じような短粒米を入手することはかのうです。もちろん北国にですから、カナダ国内では採れませんが、カリフォルニアから運ばれてくるのです。国宝ローズというブランドが有名でしたが、最近はササニシキなどの苗から作られたものもあります。
これしか手に入らないと思えば、カリフォルニア米に大して不満にも感じないで過ごしてきたわけですが、日本に戻って精米してすぐの新米を圧力をたっぷりかけた電気釜で炊き上げると、まぁおいしい!私が40年間食べてきたお米はなんだったんだろう・・・と茫然とするほどでした。
もちろん、40年といっても、日本とカナダを行ったり来たりしていたのですから、日本にいる間にはおいしいお米を食べていたはずなのですが・・・おそらく、カナダで戻って恋しがらないように、心の中でセーブしていたのかもしれませんね。
こんな風に阿弥陀様へのお供えをいただくのは本当にありがたいです。慈雲寺の阿弥陀様を大切に思ってくださる皆さんの気持ちが心をふんわりと温めてくださるようです。
記録的な寒波が日本を襲っている今夜は、お仏飯のお下がりと、これもお供えいただいた白菜、大根を使って寄せ鍋を作りました。
◎今日の写真はカナダのオンタリオ州で見た馬車。あ、車ではなく橇ですね。