慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

法事の準備で少々鬱気味

 

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 3月15日は慈雲寺の第四世、凖眞上人の祥月命日です。今年は三回忌の法事を勤めさせていただくことになるのですが、準備が思うように進まず、少々憂鬱な状態です。

 仕出しの食事の手配やら、お引きの品の準備やらやることは沢山あるのですが、それは手を貸して下さるかたもあって、なんとか遅れ気味ながら進んでいます。

 憂鬱なのは、「ああ・・・慈雲寺に赴任してから、もう丸二年が過ぎようとしているのに、何一つまともにできないなぁ」と思う気持ちが強いからです。毎日少しずつコツコツやれば、小さなお寺の運営はそれほど難しいはずがありません。でも、自分の事務能力の無さや、片付けの下手さなどなど・・・先代様の残した荷物さえまだ十分に整理できていません。

 今年は倉庫の中のものをきちんと分類して、不用品はプロの方をたのんで処分してもらおう!と年頭に決心したのですが・・・・う~~ん・・・ほとんど前へ進めていません。

 いろいろな書類もきちんと整理できないまま・・・・情けなくて、先代様に申し訳なくて泣けてきます。丸二年という時間の速さに驚いているのかもしれません。

 今日は、お風呂に入って気分を入れ替え、明日、ちょっと頑張ってみましょう。

◎今日の写真はカナダ、トロントのリプレー水族館で見たくらげです。ぼんやりクラゲでも見ていたい気分です。