寺院の中にあるお手洗いのことを「東司」と言います。寺院では掃除をとても大切な修行の一つと教えられています。その点、私は大落第・・・ご近所の方からお小言をいただくほどです。申し訳ないとは思うものの、行動と結びつかず、また顰蹙を買うという最悪のパターンが続いています。
このところ、ちょっと気が重いことが続いて、すっかり境内の東司のお掃除を忘れていました。今朝、東司の前の白椿が花を開いているのに気が付いて、ようやく「あ、トイレの掃除しなくちゃ」と思ったのです。う~~ん、我ながら情けない。
大慌てで掃除道具と椿のつぼみの枝を数本切って、東司の中へ・・・女性用のトイレの扉を開けて、思わず「アッ」と声が出てしまいました。
大惨事・・・・って、言葉が使いたくなるような状況でした。気配りの無い使い方をしたというのではなく、使った方にとってとても困惑するような事態が発生したことを思わせるものでした。ご本人も大変だったでしょうが、もし、その後にどうしても用が足したくて、ここに来た人がいたとすると、悲劇はさらに・・・・
申し訳なさにドッと落ち込んでしまいました。この大惨事は私の心を映した鏡ですね。毎日、トイレをきれいにしてお参りの方を迎えるのは、私の重要な役割なのに・・・
明日から、やり直しです。
◎今日の写真はコロンビアで見た警察のバイク。日本のような白・黒だけでなく、世界のあちこちで警察車はいろいろな色に塗られていました。でも、黄緑色は初めて!