慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

笑顔は人間のユニークな特徴

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 昨日、夜遅くなってから古本屋に遊びにいきました。古本屋めぐりは私の趣味の一つです。慈雲寺には使っていない倉が一つあるので、そこを町の図書館にするのが私の夢です。誰もが 勝手にやってきて、好きな本を持っていき、読み終わったら取り替える。家にいらない本があったら持ってくるという「気まま図書館」。子供たちがそこで宿題をしてたりすると理想的です。

 さて、昨夜の収穫はダライラマ猊下のお言葉と写真を集めた『ダライラマ 希望の言葉』という本です。100円の本を集めた本棚で、この本が光り輝いていました。こんな素敵な本を売り払らおうとする人がいるなんて、ちょっと信じられないなあ。

 この本の中に「笑顔というのは、私たち人間だけがもっているユニークな特徴です」という言葉がありました。笑う犬なんて写真がネットに出てたりしますが、心から笑えるのは人間だけでしょう。笑顔を浮かべるためには何十もの筋肉の動きが必要だそうです。笑顔が人間だけのものなら、多いに笑って人間らしさを満喫しましょう!

 ダライラマ猊下には、一度お目にかかったことがあります。笑顔がそれはそれは素晴らしくて、「この方は本当に観音さまの化身だ」と素直に思える方でした。

◎今日の写真は、南米コロンビアのカリという市の「市の紋」です。描かれているのはスペインの船なのでしょうか?カリの人たちがスペインの長い植民地支配とどう思っているのか知りたいところです。