慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

今日から私も「新入生」

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 名古屋市の公立小学校の卒業式から、英語の朝起き会を再開しています。去年の夏休み、冬休みと休みごとに開いています。みんな熱心に通って来てくれて、私も嬉しいです。この勉強会は無料ですが、「お寺にお参りに来たら、仏様に手を合わせて、お賽銭も入れてね」とお願いをしています。お賽銭は親からもらってくるのではなく、自分のお小遣いから出すのが大切だと伝えています。お賽銭は「自分の気持ち」を形にするのですから・・・・

 今回の勉強会は、4月から中学に入る子供たちを中心にして、中学の教科書から練習しています。一歩先に歩き始めて、最初の躓きを避けようというわけです。いつも本堂で宿題をしていた子供たちが、同じ新中学生を連れてきてくれました。

 さて、実は今日から私も学生に戻りました。通訳ガイドの国家試験を受けるためのセミナーに通い始めたのです。桶狭間にも外国人の観光客が増えてきましたから、きちんとライセンスを取ってガイドができるようになりたいと思って受験することにしてのです。本を読むだけでは、なかなか勉強が進みません。でも、先生に名前を呼ばれて、皆の前で答えを言わなければならないという環境では、気持ちが引き締まります。

 毎回、模擬試験のようなものをしながら授業が進んでいきます。それほど難しい問題ではないのですが、カナダを離れてから使ったことのない言葉が多く、やはりとっさに答えが出てこなくて、とてももどかしい思いでした。今日の痛恨の極みは「間欠泉」という言葉が出て来なかったこと。いやはや、我ながら情けない。

 通訳ガイドの試験には日本の地理や歴史の問題も出るので、これから集中し勉強していこうと思います。自分の信仰について英語で語れるようになりたいし、神社仏閣の説明もしっかりできるようになりたいものです。

◎今日の写真はカナダのブリティッシュ・コロンビア州でみかけた野草です。紫がとても愛らしい・・・