慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

24日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は法然上人が日本仏教に与えた画期的影響について考えてみましょう。

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 4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、法然源空上人(法然上人)が、日本の仏教の歴史に与えた画期的な影響について考えてみましょう。

 法然上人は、「誰もが平等に救われる」称名念仏の教えを日本で確立した方です。平安末期、摂関政治の崩壊と武士階級の台頭、そして打ち続く自然災害は、まさに末法の到来を示す現象として、人々に大きな不安を抱かせていました。

 善行を積めば極楽に生まれるという浄土思想は広まってきていたものの、小さな善行すら積むことのできない凡夫は救いの道はないのでしょうか?法然上人は、不安におののく民衆に、阿弥陀仏の願いによって誰もがその身そのままで救われていくという信仰の道をお説きになったのです。

 法然上人の教えを短い時間で語るのは難しいですが、お念仏の教えの入門編をご一緒に学びましょう。宗派にかかわらず、どなたでもお気軽にご参加ください。

 4月24日10時より。無料

 

◎慈雲寺へのアクセス

慈雲寺には駐車場が少ししかありません。駐車場でご迷惑をおかけするかもしれません。ぜひ公共交通をご利用くださいませ。

 もし、駐車場がいっぱいの場合は名四国道の有松インターを降りてすぐのところに、ニトリやフィールズなどのある有松ジャンボリーというショッピングセンターがありますので、そこに駐車することも可能です。ショッピングセンターから慈雲寺までは徒歩約8分です。ニトリの東側の道を北へ向かって歩いて行くと、郷前の交差点に出ます。交差点の角にある鍼灸院の右側の小さな道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。

◎公共交通でのアクセス

名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」日曜の9時台は二番乗り場から07分と36分発4番乗り場から4分と33分に発車します。これらのバスに乗り、郷前の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。

   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。

 ●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分。

●JRの共和駅からタクシーで7分ほどです。市バスはありません。

 

◎今日の写真はエクアドルグアヤキルの町並みです。海岸沿いにある都市なので、今回の地震の被害が出ているのではと心配しています。