慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

7月17日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

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 7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、17日の日曜日、朝10時から行います。慈雲寺の本堂はやさしい風が吹き抜ける構造になっていて、午前中は涼しい日が多いのですが、冷房はありませんので気軽な服装でおいでください。どなたでも歓迎いたします。

 今月のテーマは「お盆の迎え方」です。お盆は、日本に古代から伝わる「先祖供養」の思いと仏教が結びついた、日本ならではのユニークな宗教的行事です。

 お盆はご先祖さまと、その命を受け継いだ私たちとが集い、生きることの素晴らしさ、楽しさを語り、苦労をわけあい、理解しあうための、とても良い機会だと思います。この行事の歴史的、宗教的背景を改めて学んでみましょう。

◎公共交通での慈雲寺へのアクセス

 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。公共交通を使っておいでくださいませ。

 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。

   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。

●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分

●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。

◎今日の写真は岐阜県八百津の善慧寺に伝えられている、西山浄土宗の流祖善慧房證空上人(西山上人)のお姿です。證空上人は、日本にお念仏の教えを確立した法然源空上人(法然上人)の高弟です。23年間にわたって師の傍で学び、法然上人の最も円熟した晩年の教えを直接受け継いだ方です。