慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

10月16日の「満月写経会」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

f:id:jiunji:20161011204204j:plain

 今月から、満月の夜に写経の会を催すことにしました。慈雲寺では、手ぶらでいらしていただいても、いつでも写経をしていただけるように用意がしてあります。書き終えた写経は、弘法大師さまの前にお供えしていただいています。ある程度の枚数がたまったら、本山に納経させていただこうと思っています。

 「写経の会をやってください」というご希望はだいぶ前からいただいていました。ところが写経というのは、ただお経を筆でなぞるだけではなく、お経を書写することを通じて仏教を学び、心を穏やかにしていくのが理想ですから、私の方の力不足が気になって、なかなか取り組めませんでした。

 しかし、「私の力」などいつまでたっても熟すわけはないので・・・思い切って、皆さんと一緒に学ぶつもりで始めようと思いました。

 毎月の満月の夜に集まって、月の光を愛でながら『般若心経』や「南無阿弥陀仏」お名号を書き写したいと思います。

 第一回は10月16日(日)19時半からです。毎月、満月の日に行います。

 月の光は、しばしば阿弥陀様のお慈悲の光にたとえられます。優しい月光に包まれながら、ゆったりと写経をいたしましょう。

 お手本や写経用紙、筆ペンなどはご用意しますが、ご自分の書きなれた筆などをお持ちくださっても結構です。写経は字の「上手さ」を問うものではありません。一文字一文字、心を込めてお釈迦様のお言葉を受け取る気持ちで書き写していきましょう。

◎公共交通での慈雲寺へのアクセス
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は18時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。

◎今日の写真はカナダのオカナガン地方のワイナリーで見たベンチです。目の前にはきれいなブドウ畑が広がっていました。