慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

1月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

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今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は1月29日(日曜)10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽においでください。

今月のテーマは「戒・定・慧の三学とお念仏」です。

 仏の教える戒を守る。心を集中させる。この世の現象や心の動きの本質を深い智慧で観察する・・・この「戒・定・慧」の三学は、仏教徒としての修行の基本だと言われています。しかし、残念ながら末法の世に生きる凡夫にとっては、非常にハードルの高い修行の要件ではないでしょうか?

 日本でお念仏の教えを確立した法然源空上人(法然上人)は、比叡山で修行しているとき、「智慧の法然房」と呼ばれるほど優れた僧侶だったにもかかわらず、ご自分では「三学の器にあらず」と苦しんでおられたそうです。

 三学を十分に修することのできない人間には仏の救いは届かないのでしょうか?

 「全く条件をつけることなく、すべての衆生を救う」と誓われた阿弥陀のお慈悲。そして阿弥陀仏ご自身が選ばれた「念仏」について改めて考えてみましょう。

 

 慈雲寺の本堂は十分な暖房がありませんので、温かな服装でおいでください。

ひざかけや靴下カバー、ホカロンなどはご用意しています。

◎公共交通での慈雲寺へのアクセス
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。

◎今日の写真はウズベキスタンの各地でうられている伝統的な泥人形です。いろいろな形がありますが、みんなニコニコ笑っています。