慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月26日に行います。テーマはお寺をご縁にした”寺縁墓”についてです。

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 今日は二月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。冷たい隙間風がピューピュー吹いてくる本堂で寒さを我慢しながらお話しを聞いていただきました。本当にありがたいことです。

 来週の15日はお釈迦様が亡くなられた涅槃会です。今日はそのお話しを少しして、これからのお葬式について、私が思っていることをお話ししました。

 来月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、今月のお話しの続編です。「納骨堂や散骨の時代に改めて"寺縁墓”を考える」というテーマでお話しさせていただきます。自分の家が代々檀家になっているお寺の墓地に眠るという埋葬の在り方は大きく変化しています。大規模な霊園やハイテクを駆使した納骨堂、合祀墓、そして全くお墓を造らない散骨まで、いろいろな選択肢は広がっています。

 こういう時代だからこそ、生きている間にお寺とのご縁を深め、その延長上に葬儀や埋葬が位置づけられる”寺縁葬”や”寺縁墓”を御一緒に考えてみましょう。

 3月26日の10時より行います。どなたでもお気軽においでください。

◎今日の写真は近江八幡近江兄弟社で見た、様々なメンソレータムの類似品のケースです。なんだかレトロな雰囲気がいいですね。