慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

4月の行事のお知らせ

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◎㋃の慈雲寺の行事予定

 ㋃はお釈迦様の誕生を祝う降誕会をはじめ、弘法大師の御正当など、さまざまな行事があります。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 

1) 4月8日10時より 花まつり (お釈迦様の降誕会
仏教の教えを開かれたお釈迦様のお誕生日です。慈雲寺にもお釈迦様の誕生の姿を写した仏像があるとご近所の方から聞いていましたが、どこにも見当たりませんでした。しかし、先日、須弥壇の掃除をしていたら、小さな箱の中から、お釈迦様が!ようやく花まつりを祝うことができるようになりました。
10時より短い法要と、お釈迦様のお誕生のお話しをいたします。お子様方にはお菓子を用意しますので、ぜひお子様を連れてお参りください。

2) 4月11日(火曜) 夜7時半より 「満月写経の会」
慈雲寺では、いつでも気軽に写経をしていただけるように、本堂に必要な道具をいつも用意しています。お気軽に本堂にお参り下さり、写経を体験してください。また、毎月満月の夜は「満月写経の会」を行います。『般若心経』を一緒に読誦し、毎月少しずつ心経に説かれている教えを学んでいきます。


3) 4月17日(月曜)10時より 「弘法大師御正当日」
弘法大師像のお身拭いをいたします。
慈雲寺は浄土宗西山派西山浄土宗)に属する寺院ですが、不思議なご縁で弘法大師さまもお祀りしています。旧暦の3月21日は弘法大師さまの御正当日(祥月命日)です。今年は4月17日が旧暦の3月21日になります。
この日は、お大師様のお像を須弥壇から降ろし、一年の埃を払うお身拭いをいたします。体に不調がある方は特にご縁を結んで御利益を授かってください。
お身拭いの布などはこちらでご用意しますが、特にどなたかの代参でおいでになる方は、その方が普段使っていらっしゃるハンカチなどの布を洗ってご持参なさるのをお勧めします。


4) 4月23日(日曜)10時 「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」テーマ:仏教が教える「生きがい」とは
 仏教は、先祖の御供養や葬儀・法事などだけにかかわる教えではありません。むしろ、生きている私たちが、いかに苦しみ少なく、生きがいのある穏やかな暮らしをしていくかについての教えです。
 仏教が説く「生きがい」とは何でしょうか?私たちはどこからきて、どこへ行くのでしょう。仏教は生きることを「苦」だと教えていますが、その認識を基点にしながら、どうしたら豊かで喜びの多い毎日を生きていかれるのか、御一緒に考えてみましょう。

☆行事の日だけでなく、さまざまなご相談に応じます。お気軽にお寺においでになってください。

◎今日の写真は昨日アップしたウズベキスタンの伝統的な帽子を横から見たところです。縁にもきれいなビーズの刺繍がほどこされています。