慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

9月の「満月写経の会」は9月6日に行います。

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 慈雲寺では、毎月一回、満月の夜に写経の会を行っています。月光はしばしば阿弥陀様のお慈悲を表現する比喩として用いられます。お月さまの柔らかなで優しい光を浴びながら、ゆったりとした心持になるように気持ちを整えるのが、慈雲寺の写経の目的です。

 ですから、「修行」としての写経のように緊張する必要はありません。自分の心身の状態を確認しながら、写していけばよいのです。いっきに「心経」を一巻写してしまうのも良いですが、「今日はここまで・・・」と感じたら、そこでやめてもかまいません。

 慈雲寺では、いつでも写経をしていただける用意がしてありますので、続きは次回の写経の会でも良いし、気持ちが整った日にいつでも続けてください。

 9月の「満月写経の会」は9月6日の夜7時半から行います。

 皆で「心経」を読誦した後、このお経の内容について少し学びます。写経は字の上手下手を問題にはしませんので、どなたでもお気軽にご参加ください。

 写経に必要なものは全て用意してありますが、筆ペンを使用しますので、もし毛筆を使いたい方はご自分の道具をご持参ください。

 慈雲寺での宗教行事は全て無料ですが、お寺の維持のためにお気持ちを御喜捨いただければありがたく存じます。