先日、ご近所の小学校の先生からお電話がありました。二年生の授業の中で、近隣のお店や施設などに見学に行き、そこで何が行われているのか説明してもらうという「社会体験」のカリキュラムがあるそうです。その一つとして、慈雲寺を見学したいそうなのです。
お寺ではどんなことが行われており、僧侶というのはどういう役割なのか説明するらしいです。う~ん・・・お寺に子供たちに来てもらうのは大歓迎!子供の時に、お寺や神社にお参りした経験は、必ず子供の人生を豊かにすると思うからです。
しかし!二年生・・・・いったい、二年生にどんな風に説明したら、僧侶の役割を説明できるのでしょうか?
中学生だったら、「僧侶はライフスタイルであって、仕事ではない。なぜなら、労働と対価の関係が成立しないからだ。」
「僧侶の行う読経や儀式、お説教などは、修行であって仕事ではない」なんてことをたっぷり説明したいところです。ひょっとしたら、これをきっかけに仏教に興味を持ってくれる子もいるかも???
しかし・・・二年生はなぁ・・・あと、一か月ぐらい猶予があるようなので、ゆっくり考えてみることにします。
良寛さまなら、なんておっしゃるかなぁ?
◎今日の写真は秋晴れの空にたなびくカナダ国旗です。