慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

「お寺友達」が生まれるのは嬉しい!

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 慈雲寺では、毎月、身近な話題から仏教の教えを学ぶ「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を開いています。毎回、30人を超える方々がいらして下さいます。私は、この講座の参加者の中から、自然発生的に「お寺友達」ができると良いなぁ・・・と思っていました。

 会員制にして、きちんと組織化するのも一つのやり方でしょうが、私はもっと緩やかなつながりが良いと思っています。「同行の友」、「同朋」という信仰をともにする人々というのとも、少し違う・・・「お寺友達」が今のところ、一番しっくりくることばです。

 「お寺友達」が人生のさまざまな場面、とりわけ「命」に係わる場面で互いに助け合い、励ましあい、理解しあう友になっていくのが理想です。

 例えば、合祀墓のようなものも、一般から募集するのではなく、慈雲寺で仏教徒として生きることをとともに楽しんできた人々が共同で建てるようなものにできたらどうでしょうか?

 先日、お寺を訪ねて下さったお二人の方が、「講座でお会いしてお友達になれました。本当に嬉しい。」と言ってくださいました。私も大喜び!きっと阿弥陀様もニコニコして下さるでしょう。

 講座の後は、いつもお茶とお菓子でおしゃべりの時間です。どうぞ、ゆっくりなさって下さいませ。

 「お寺友達」で、本山のお参りや、法然上人、西山上人にゆかりのお寺に遠足に行ったりしたいと思っています。

◎今日の写真も、慈雲寺の属する浄土宗西山派西山浄土宗)の総本山、光明寺の紅葉の写真です。紅葉は11月の中旬からですが、これからしばらく、光明寺の秋景色の写真を掲載します。