今日は、11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。暖房も駐車場もろくにない慈雲寺に、たくさんの方がいらしてくださって、本当にありがたく思いました。
今回のテーマは「神仏習合」だったのですが、テーマが大きすぎて、うまく説明できませんでした。もっと私自身の理解を深めないと、なかなか皆さんに説明するのは難しい・・・・反省です。
それにもかかわらず!来月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、「廃仏毀釈」にチャレンジします。神仏習合についてお話ししたら、やはり次は廃仏毀釈でしょう・・・しかし手ごわいテーマです。
たった150年足らず前に、日本では世界の宗教史の中でも特筆すべき大宗教改革が行われました。多くの寺が破壊され、仏像や仏典が焼き払われ、僧侶が還俗させられたのです。
いったいなぜ、そのようなことが起き、その影響はどういうものだったのでしょう?
それほど昔の話ではないのに、廃仏毀釈の研究はあまり進んではいないのです。
私にも難しいテーマですが、一か月、しっかり復習して、皆さまにお伝えできればと思っています。