仏教のことを知りたい!という気持ちは、とても大切なものです。この気持ちが次々とご縁を結んでくれるでしょう。
仏教の理論や哲学を学ぶのももちろん大事ですが、仏教は経験の宗教、実践の宗教です。仏教徒として生きる、お釈迦さまの教えに沿ったもののとらえ方、考えかたを実践していくことが大事です。
しかし、それは苦行をしろということのは違います。日常生活の中に、「仏教徒として生きる」という喜びを見つけていくということです。
釈徹宗師の『キッパリ生きる!仏教生活』は、仏教徒として生きるということは、どういうことなのか、仏のお示しになった道を歩むとはどういうことなのかが、細かく(しかし難しくではなく)、生活のあらゆる場面で応用できるように教えてくださっています。
釈上人は浄土真宗の僧侶ですが、仏教全体に共通するものの見方、考え方を紹介してくださっています。技術評論社という見慣れない出版社から出ていますが、まだアマゾンでも購入できるようですから、ぜひ探してみてください。
きっと「仏教徒として生きる」ことが楽しくなりますよ。
◎今日の写真は大阪の博物館で見た、ヨーロッパの磁器です。