慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

お彼岸中に行われる慈雲寺の行事のご案内とアクセス

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 上の写真は、大阪市立陶磁器美術館で見た壺に描かれている蓮の華です。蓮は極楽にもたくさん咲いているそうです。楽しみですね・・・

 さて、その極楽がある彼岸へ渡るために、どのような修行をすれば良いのでしょう?阿弥陀様は、全ての衆生に「その身そのままでおいで」と呼び掛けてくださっています。お彼岸は、いつもに増して、阿弥陀様のお慈悲を喜ぶ日々なのです。

 暑さ寒さも彼岸まで・・・と、言いますが、本当に心地よい日々が始まりました。どうぞ、お寺参り、お墓参りをなさってください。

 お彼岸中に行われる慈雲寺の行事をご紹介します。慈雲寺の行事は、どなたでも歓迎いたしますので、気軽にご参加ください。

1)お彼岸の期間中は、『観無量寿経』というお経に説かれた極楽の様子を描いた「当麻曼荼羅」の御開帳をいたします。すぐ近くまで寄って拝んでいただけますので、ぜひご縁を結んでください。

 2)9月23日(日)10時より

 

 「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行います。娑婆世界(此岸)から極楽(彼岸)へ渡る念仏行者の姿を描いた、「二河白道図」を使って絵解き説教をいたします。

 浄土系の僧侶たちは、しばしば、この絵を使って絵解き説教をしてきました。私もこの伝統的な説教にチャレンジしてみたいと思います。

3)9月24日(祝)10時より お彼岸の合同法要

 ご先祖、恩人、友人など、先にお浄土へ迎え取られた方々を偲び、その御恩とご縁を感謝の御供養をする法要をいたします。

 どなたでも、お気軽に平服でご参列下さい。法要後は、茶菓をご用意いたしますので、慈雲寺や墓地のことなどについて、ご意見やご希望をお聞かせいただければ幸いです。

4)9月25日夜7時半より 満月写経の会

 慈雲寺では、毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。写仏をしていただくこともできます。

 ご一緒に『般若心経』を読誦した後、その内容についても少しずつ学んでいきます。

 必要な道具は全て用意しますので、お気軽にご参加ください。

 

◎慈雲寺で行われる宗教行事は全て無料です。お寺の維持や仏さまへの御供養のため、お気持ちを御喜捨いただければ幸いです。

◎慈雲寺への交通アクセス

 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。近くの有松ジャンボリーSCに大きな駐車場があり、無料で駐車できます。そこからお寺まで、北へ徒歩5分。

 ★鉄道、バスのアクセス

 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●地下鉄徳重駅からも郷前に停まるバスがあります。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません