上の写真は、インターネットの無料画像から拝借した温泉の写真です。こういう温泉には、よく「〇〇地獄」などという名前が付けられていることが多いですね。
9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」では此岸(娑婆)から彼岸(お浄土)へ
向かう「白い道」のお話をしました。お浄土のことは、講座でも何回かお話をさせていただいていますが、次回は「地獄」についてご一緒に学んでみたいと思います。
「地獄」は仏教だけでなく、世界のさまざまな宗教でも罪人が落ちていく恐ろしい場所として語られています。多くの宗教では、いったん地獄に落ちたら、二度と救われないのですが、仏教では輪廻していく場所の一つです。地獄での行いや、生きている人からの供養などで、六道の別の場所に移動するチャンスもあるのです。おまけに、地蔵菩薩のように、地獄まで降りて、救ってくださる菩薩までおいでになるのです。
生きている間に「地獄」を怖れ、そこに落ちてしまわないように、戒めを守って清らかに生きていくことが大切です。しかし、私たちは日々、地獄行きの「業」を増やしているのが現状です。
そんな私たちをこの身このまま救うと誓われたのが阿弥陀仏です。