慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

今年一年、ブログをご訪問頂きありがとうございました。皆さま、どうぞ心やすらかな新年をお迎えください。

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 慈雲寺の行事や、住職としての私の日常のあれこれを綴っているだけの、このブログを訪問して下さる方々に、心から感謝申し上げます。とりわけ、コメントを書いて下さったり、★印を贈って下さる方々には、いつも励まされています。

 どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

 慈雲寺では、毎朝、皆さまが一日心やすらかに暮らせることをお祈りさせていただいています。

 さて、このブログのこれからなのですが、今までと同じように行事のお知らせ、ニュースや日常の暮らしで気になったことなどを書かせていただこうと思います。

しかし、検索履歴などの分析結果(このはてなブログには簡単なものですが、検索機能があります)このブログを読んで下さる方の多くは、「尼僧 女性 出家」などのキーワードから検索して下さっているようです。

 女性が出家を志しても、なかなか最初の一歩を歩みだすのが大変だからなのではないでしょうか?このブログを読んで、慈雲寺に相談に来て下さる方もいらっしゃいます。私でお手伝いできることがあれば、いつでもご相談下さい。月参りなど、他出していることも多いので、事前にご連絡いただければ幸いです。

 来年も、このブログを通して、仏教徒として生きることの喜び、そして尼僧という生き方を選んだことの嬉しさ、楽しさをお伝えしていきたいと思います。

 さて、今日は大晦日です。一年の最後の夜はお寺でゆったり、静かに過ごしてみませんか?ご近所のお寺で「修正会」をなさるお寺はありませんか?できれば小さなお寺がおすすめです。

 「修正会」とは、今年自分がおかしてしまった悪を懺悔し、心を正していこうとする法要です。そして、新しい年の平和、社会の安寧を祈る儀式でもあります。

 慈雲寺でも、今夜11時45分より修正会を行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にお参り下さい。ただし、慈雲寺の本堂には十分な暖房がありませんので、温かい服装でおいで下さい。

◎今日の写真は洛北の大原で見た「不断桜」です。晩秋から冬の間、途切れることなく可憐な花を咲かせる桜です。花びらは半透明で美しい・・・