慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、7月17日(日)10時より行います。テーマは、お盆の起源と言われている、目連尊者と地獄へ落ちてしまった彼の母親のお話です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

明けましておめでとうございます。

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 今、修正会を終えて庫裏に戻ってきました。今年は8名の方がおいで下さって、静かに行く年の懺悔をし、新年に「仏教徒として五戒をまもり、利他に生きる」という誓いを新たにすることができました。

 法要の後、暖房も十分でない本堂の片隅で、ご一緒にお茶を飲み、お供えのおさがりをいただく。そして一緒に初笑い・・・・これこそ住職の幸せそのものでした。

 阿弥陀様は一切の条件をつけずに私たちを極楽に迎え取って下さいます。私たちは、阿弥陀仏に願われている身の上であることを喜び、できるだけ悪いことを避け、良いことを行い、他の人のためになることをさせてもらう・・・これが仏教徒の生き方です。

 唯識など、仏教には難しい哲学的な議論もたくさんあります。それを学ぶことも大切ですが、仏教徒の生き方の基本は「利他に生きる」「お釈迦様がお示しになった正しい道を清い心で歩んでいく」につきるでしょう。

 もちろん、私たちは末法の時代に生きる凡夫ですから、なかなかお釈迦様のおっしゃる通りに従えないですが・・・そんなときこそ、阿弥陀仏の願いを思い出したいものです。

 慈雲寺は、皆さんのお寺です。本堂の扉はたいていの日は開いています。どうぞ、遠慮なく阿弥陀様のおそばでゆっくりなさって下さい。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

◎今日の写真は洛北の大原の里で見た柑橘類の木です。柚子でしょうか?カボスかな?