慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は巡礼についてお話します。

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 慈雲寺では、毎月一回、身近な話題から仏教の考え方、ものの見方を学ぶ会を催しています。来月は「巡礼」をテーマにご一緒に学んでみたいと思います。

 日本では四国八十八ヶ所霊場巡りをはじめ、西国三十三観音巡礼、など各地に巡礼ルートがありますが、イスラム教のメッカ巡礼、キリスト教エルサレム巡礼、仏跡巡礼など、世界中の宗教に「聖地を巡る巡礼」の慣習があります。

 最近は「アニメの聖地巡り」なんていうのも、宗教的と言ってよいほどの情熱で巡る人がたくさんいると聞いています。

 上の写真はインターネットの無料画像からお借りしたもので、四国八十八ヶ所のお砂を集めた、お砂踏みです。四国を巡礼したのと同じ功徳があると言われています。なんだかとても日本的な気がします。こんな風な「簡易版」の巡礼があるのも面白いですね。

 10月の講座では、この巡礼をとりあげて、その歴史や意義、功徳などについてご一緒に学んでみましょう。

 10月の講座は10月20日(日)10時より行います。

「講座」という名前はついていますが、どなたでもお気軽にご参加いただける内容です。