慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、6月18日10時より行います。テーマは日本の伝統仏教宗派の基礎知識です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

疫病退散の護符「アマビエ」にちょっと期待!?

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 今朝(4月19日)の中日新聞に、碧南市の瓦職人が「アマビエ」をデザインした鬼瓦を制作したという話題が出ていました。

 「アマビエ」ってどこかで聞いたことあるなぁ・・・と思って部屋の中を探したら、上の写真の護符が出てきました。飛騨高山の桜山八幡宮が出している「疫病退散護符」です。京都大学所蔵の江戸時代の本に御朱印を押したものの印刷物。御朱印も印刷です。これが500円なので、新型コロナウイルスに便乗???と、八幡宮もなかなか目端が利くなぁと、一瞬思ってしまいますが・・・・・

 アマビエは、半身半魚の怪物。弘化三年に肥後の国の海岸に光る物体が出没したので、役人が調査に行くと、その怪物は「私は海中に住むアマビエだ」と名乗り、「疫病が流行ったときは、私の姿を描いた絵を人々に見せてくれ」と言ったと言われています。う~~ん・・・アマエビ・・・じゃなかった、アマビエ、名前も姿のなかなかユニーク。くちばしみたいなものや、長い髪の毛、ダイヤ型の目もおちゃめです。この姿を見ると、疫病除け・・・ちょっとそんなご利益は想像しにくいけれど、それがかえってリアル・・・かも??

 慈雲寺が属する浄土宗西山派西山浄土宗)では、ご祈祷とかお守りとかいうものとはあまり関係がありません。浄土真宗のように徹底的に否定するわけではありませんが・・・・でも、今日この頃の状況を考えると、ちょっとこのかわいらしい怪物に頼ってみたくなりました。

 ともかく、アマビエが自分で、「疫病が流行ったら、私の姿を描いた絵の写しを人々に見せよ」と言ったそうですので、みなさんにもご紹介します。

 ちなみに、桜山八幡宮の護符には、境内社大物主神(疫病神をしずめる力があるとされる神さま)と、病気平癒の神である少彦名神御朱印も押されています。なんだか、500円ではお値打ちな気がしてきました。

 護符も大切かもしれませんが、どうぞ睡眠と休息、栄養のある食事を十分にとって、免疫力を高めていきましょうね。