慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、11月21日10時より行います。テーマは「極楽のガイドブック、浄土三部経ってなんでしょう?」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

このブログが目指しているのは・・・・Part1

 

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 年の初めですので、このブログを書き始めたきっかけなどについて、改めて思いだしてみることにしました。

 このブログは、慈雲寺に赴任し、初めて寺院の「住職」という役割を担わせてもらうようになって、日々知らないことばかりにおろおろしている自分の姿を書き留めておこうと始めたものです。「新米庵主のおろおろ日記」というタイトルは、誇張でも諧謔でもなく、そのまんま・・・

 今は、自分の勉強もかねて、「今更聞けない・・・」というような日常的な話題を取り上げて、仏教的なものの見かた考え方を少しずつお話していけたらよいなぁと思っています。

 また、慈雲寺で行う行事などのお知らせ掲示板のようなツールとして使いたいという気持ちもありました。

 

 そして、もう一つ・・・出家を考えている女性のヒントというか、励みになるようなことを書いてみたいという思いがありました。

 出家することや、僧侶として生きていく、とりわけ尼僧として生きていくのはなかなか大変だというのが一般的なイメージだと思います。辛い修行に耐えて、自分の生き方を大きく変えていく・・・・のが出家だと考えている方もいらっしゃるようでした。

 このブログでも繰り返し書いていますが、今、男性の僧侶の多くはお寺で生まれ、父親を師僧として出家しています。あえて、出家するきっかけを探さなくても、道が開けているのです。

 しかし、女性の場合、出家を志しても第一歩をどこから踏み出して良いかすらわからないことが少なくありません。宗派によって僧侶の養成課程には少しずつ違いはありますが、どの宗派でも、まず師僧となってくれる僧侶を見つけなければなりません。

 ただですら数の少ない尼僧の中で、師僧となってくれる方を見つけるのはとても難しいことです。

 私はこのブログをきっかけに、出家を考えている方が慈雲寺を訪ねて下さることを願っていました。ありがたいことに何人もの方が慈雲寺を訪ねて下さいました。

 その方々には、「出家を考えるには、まず仏教徒になってからがおすすめですよ」とお話しました。法然さまにしても、親鸞さま、日蓮さま、道元さまなど、多くの優れた僧侶の教えを学び、自分の信仰の「師」として慕う方と出会ったら、その宗派の門をたたいてみては・・・と、お勧めしました。

 その結果、浄土宗鎮西派に入門した方、曹洞宗の道場に入られた方などがいらっしゃいました。慈雲寺が属する浄土宗西山派の教えに帰依して出家したいという方が、まだいらっしゃらないのは、私の不徳・・・・ですね(つづく)