慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

3月の慈雲寺の行事予定と中日文化センターのお知らせ

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田安家にゆかりの深い日曜寺というお寺の白梅です。

 昨夜から桶狭間春の嵐・・・雨漏りが始まっている慈雲寺本堂。住職はおろおろしていますが、境内の木々は喜んでいるようです。

 さて、愛知県では緊急事態宣言が前倒しで解除されました。と、言っても私は事態を軽視するつもりは全くないのですが、「お話の会は再開しますか?」というお電話をいただいたり、お寺を訪ねて下さる方があったりしたので、ひっそりと再開することにしました。三月の日程です。また皆さまに直接お目にかかれるのを楽しみにいたしております。

 本堂の扉は開けて行いますので、どうぞ暖かな服装でお越しください。入口に消毒ジェルをご用意しておきます。

 慈雲寺での行事は特別な場合を除いて全て無料です。お寺の維持や御先祖の御供養などのためにお気持ちを御喜捨いただければ幸いです。

 

◎慈雲寺の3月の行事予定

1)3月21日(日)10時より 「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」

 テーマ:なぜ生きる?

 お彼岸の最中ですので、短いお彼岸の法要を兼ねてお話をさせていただきます。私たちはなぜ生きるのでしょうか?生きていることの意味や意義について改めて考えてみましょう。コロナ禍で、気持ちが落ち込んだり、不安になったりするときこそ、私たちが生まれてきた意味、生きる目的があるのかどうか、思いをめぐらせてみましょう。

 穏やかに生きるための智慧と勇気を育むのが仏の教えです。

 

2)3月29日(月)夜7時半より 「満月写経の会」

 慈雲寺では毎月、満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を催しています。7時半からご一緒に『般若心経』の読誦をし、心経の内容についても少しずつ学んでいきます。早めにいらして写経を始めても結構ですし、遅くいらしても大丈夫。道具も全て用意していますので、お気軽にご参加下さい。

 

3)朝の勤行 平日の朝7時半より

 毎朝7時半から『般若心経』を中心にした短いお勤めをいたします。途中での入退席も自由です。お気軽にご参加ください。

 

4)英会話早起き会 土曜・日曜の朝7時半より

 NHKの「ラジオ英会話1」を使って英会話を楽しんでみませんか?小学生からシニアの方まで、どなたでも歓迎します。

 

◎中日文化センター(鳴海)での講演と講座

 名鉄の鳴海駅前の中日文化センターで、仏教のお話をさせていただけることになりました。

 申し込み・お問合せは☎0120-538-763 か、

www.chunichi-culture.com/narumi/  で

1)3月28日 午後1時半より 「尼僧と考える本当の”終活”」

 「終活」という言葉を良く聞くようになりましたが、お値打ちな葬儀についてとか、遺産の配分とか、なにか本質的なところから外れているような気がしてなりません。自分の命を最後まで十分に生ききるための活動こそ本当の「終活」ではないでしょうか?ご一緒に考えてみたいと思います。

 

2)4月~6月 第二日曜 午後1時半より 「尼僧と学ぶやさしい仏教入門」

 毎月慈雲寺で行っている「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、身近な話題から仏教的なものの見かた、考え方をお話していますが、今回の「仏教入門」の講座では、もう少し体系的に仏教の基本的な考え方や、仏教が目指しているものについてお話させていただこうと思っています。