慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は2月25日(日)10時より行います。テーマは「法然上人が開いた浄土門とは何か」です。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

手をあらうように、いつも心をきれいにしておこう

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有松の天満社で配布されている猩猩のお守り

 

 ここ数日、またまた気持ちが落ち込んで、ぼんやりしていました。亡くなった子猫のせいかもしれませんが、別の理由も。

 昨日は、可愛らしい花束を持ってお寺を訪ねて下さった方がありました。「何でもお手伝いします」と言って下さったのですが、お名前を聞くのも、お茶にお誘いするのも咄嗟にできませんでした。本当にごめんなさい。

 いただいた花は、台所の窓辺に飾って、昨日から何度も心を慰められています。もし、このブログを読んでくださっていたら、ぜひもう一度お会いしたいです。ゆっくりお話しましょうね!

 

 何もする気になれず、ぼんやりとしたいときに良く手にするのが、『ブッダがせんせい』という冊子です。これは仏教伝道協会が発行しているもので、仏典の中の言葉をこども向けに翻訳して、やわらかな口調で解説しています。

 原典となる言葉も掲載されていますし、読み聞かせる大人のための解説もついています。

 今日、ぱらぱらと開いていたら、偶然にこのページが目に入りました。タイトルは「手をあらうように、いつも心をきれいにしておこう」です。

 ブッダは「心をきれいにしておくことは、とてもだいじなこと。いつもきれいな心でいれば、楽しいことやうれしいことがたくさおきる」と言っています・・・・

 

 これは、最も古い仏典のひとつ『ダンマパタ』の中の、「すべてのものごとは、その人の心によって成り立つ。いつも清らかな心で話したり行動するならば、楽しみや喜びは、いつも影がそうように、その人につきしたがうだろう」という言葉からとられています。

 

 私の心に重く淀んでいたのは、子猫への哀れみではなく、自分の心の汚れだったようです。まずは、手を洗って、お部屋の整理をしながら、心も洗っていきましょう。