慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、12月19日10時より行います。テーマは仏教の考える「理想の生き方」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

西国三十三箇所観音霊場の巡礼を始めました。その1

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今熊野観音寺泉涌寺の境内にあって、不思議な空間でした。

 

 先月、二人の恩人の遷化(亡くなること)にあい、いろいろと思うところがありました。また、今年に入って、私の生活にも大きな変化が続いています。

 そしてもう一つ・・・私は旅行ライターで糊口をしのいでいるのですが、コロナ禍でライターとしての仕事はほぼゼロ。北米で暮らしていたころは、年間250日以上旅の空の生活でしたから、こんな風に旅に出られない生活が続くのは30年ぶり?

 

 <旅>はけして距離が問題なのではなく、遠くに行かれなければ、近く、角を曲がるだけでも気持ちしだいで旅を始めることができます。ローカルの新聞記者をしていたときは、自転車で区内を走り回っていたので、旅心もそこそこ満たされていたのですが・・・その新聞もコロナ禍の影響をもろに受けて休刊!いよいよ私の旅心が悲鳴を上げ始めました。

 そこで思いついたのが、まずは慈雲寺の位置する知多半島(慈雲寺の住所は名古屋市内ですが、文化的には知多の圏内。名古屋市に合併するまで、長く知多郡の一部でした)の「知多四国八十八箇所霊場」巡礼です。

 慈雲寺に赴任する前から、半島内のお寺にお説教などで呼んでいただくたびに、周辺の札所を少しずつ巡っていました。満願まであと三分の一ぐらい。これを自転車で巡って完成させようと思い立ったのです。しかし、これはなかなか大変のようです。電動自転車の走行可能距離を考えると、一日せいぜい30キロ。計画をきちんと立てないと難しいでしょう。

 電車と組み合わせて歩いて巡るというのが良いかもしれません。

 

 知多四国巡礼の計画を練っているとき、ふと目に入ったのが旅行会社の広告。西国三十三箇所の観音霊場の巡礼です。西国三十三箇所は一つ一つのお寺が距離的に離れているので、電車+歩きという巡拝はかなり難しいようです。そこでバスツアーがなかなか魅力的です。

 毎月一回の全12回。すべて日帰りというのが魅力です。ツアーには添乗員の他に、巡礼のベテラン先達さんや僧侶の方が同行してくださるとか。団体での参拝は初めてなので、いろいろと興味深いことがありそうに思えました。

 和歌山県から京都府日本海側近くまで、西国の霊場は広範囲に点在しています。しかし、そのすべてに日帰りで行けるとは!名古屋という地の利を改めて感じました。(つづく)