知多半島の半田市にある常楽寺というお寺でお説教をさせていただきました。数日滞在したのですが、パソコンを持って行くのを忘れてしまいました。
急ぎの原稿もなかったので、パニックになることはなかったのですが、久しぶりの断食・・・・ではない「断パソ」で、いろいろなことを改めて気が付きました。
まず、テレビはネットの代わりにはならないということ。TVerなどでテレビ番組を普段でも少しは見ています。秋のシーズンでは、「和田家の男達」は全部見ています。他にも「日本沈没」や「アバランチ」など、見始めたものはあるのですが、これらは途中で脱落しました。というわけで、テレビを拒否しているのではないのですが、パソコンに向かわないならテレビを見よう!とはなりませんでした。TVerのように、自分の都合の良いタイミングで番組を見られないのが思いのほか嫌だった。
ニュース番組は朝晩、色々なチャンネルを見てみのたのですが、呆れるほど各局の報道内容が変わり映えしません。あちこち見てもあまり面白くありませんでした。たまたま?それとも日本では報道の切り口、切込み方の角度は皆、同じ?
ネットもパソコンもダメとなると(ちなみに私はガラケーなので、スマホでネットにアクセスというわけにはいきません。あ、私のはガラケーといっても、いざとなるとネットにもつながるし、お財布携帯としても利用できるらしいですが、触らぬ神に祟りなし・・・)、いやぁ・・・お説教を終えてホテルに戻ると、なんとまあたっぷり時間があるではないですか!
おかげで次の講義の準備もサクサク。あ、パソコンが使えないので、慌てて100均でノートとボールペンを買って、原稿用のメモを作成。手を使って文字にしていくと、やたらに面倒!しかし、面倒なだけ思考が膨らみ、やがて整っていく感じがしました。不思議・・・
このメモをワードに打ち直すとどんなことが起きるか、今晩やってみようと思っています。
コロナ禍で寺院での宗教行事は延期が続いています。そのため、説教師を招いて行う法要も去年からほぼ全滅状態。説教師は常に場数を増やしていく以外に成長の方法がありません。こんな風にお説教の機会を与えていただくのは何とも有り難いことでした。