慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

もう少し”カリスマ性”を磨かないとだめかなぁ・・・・?

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三井寺毘沙門堂の飾り絵です。前回訪れた時(20年前!)は17世紀の彩色が再現されたばかりだったのですが、しばらく時を経て、落ち着いた雰囲気になっていました。

 今日は花まつりでした。朝、本堂の扉を開けた時、お釈迦さまの降誕像に甘茶をかけて、静かに降誕して下さったことを感謝しました。

 ブログに花御堂のことを書いただけで、ポスターも出さなかったのですが、何人かの方がお参りに来て下さったようで、お土産用に用意したドロップの缶が減っていたので、嬉しくなりました。

 コロナのことが落ち着いたら、子供たちと一緒に花まつりをしたいものです。

 

 さて、10日の日曜日から、毎月第二日曜1時半から、鳴海駅前の中日文化センターで「尼僧と学ぶ仏教入門講座」が始まります。

 月一回、三か月がかりで、一つのテーマに沿ってお話をしています。慈雲寺で毎月行っているお話よりも、基礎から理解を深めて、興味を広げていただけるように内容を組み立てています。

 今回のテーマは「お経」です。お経というと、お葬式や法事の時に、僧侶が読む、なんだかわからないが、聞いていると眠くなる、なんとなくありがたいもの・・・という印象でしょうか?

 しかし、仏典は実はとてもおもしろいものなのです!穏やかで、柔軟性のある生き方をしていく智慧に満ち、人生の苦しみにしっかり向かい合う勇気を育んでくれる教えがいっぱいです。

 ストーリーとしても壮大で華麗なものから、ユーモアにあふれたもの、ちょっとドキドキしてしまうようなものまで多彩です。

 『般若心経』など、身近なものから、『法華経』や『浄土三部経』など、各宗派で大事にされている経典を楽しむヒントをお話したいと思います。

 興味を持って下さった方は、電話0120-538-763までお問合せください。

 ところで、実は岐阜市の中日文化センターでも仏教入門講座を今月から行う予定だったのですが、生徒が全く集まらないとのことで中止になってしまいました。

 とほほ・・・

 センターの方も募集にいろいろ努力をして下さったようですが、なんといっても私の知名度が低すぎるのが原因でしょう。さらに、私の書いた募集のキャッチコピーが魅力に欠けたのかも。これはライターとしては情けなさすぎる。

 もうすこしカリスマ性を上げないとダメかなぁ・・・ま、それは冗談です。

 変な欲をださずに、地道に皆さんに喜んでいただける・・・仏の教えに触れる喜びを感じていただけるように研鑽していかなければいけませんね。