慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

無慈悲な暑さの夏だからこそ、「慈悲」について学んでみましょう。

カナダ西海岸のジョージア海峡の夏景色です。湿気がすくなく爽やかな日が続きます。

 慈雲寺では、身近な話題を取り上げて、仏教のものの見方や考え方をお話しする「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っていますが、一時間足らずのお話しなので、言い尽くせないことがたくさんあります。

 そこで、少しまとまって一つの話題に沿ってお話しする講座も行っています。名鉄の鳴海駅前にある中日文化センターで、毎月一回90分で、三回で一つのテーマでお話しします。「尼僧と学ぶやさしい仏教入門」というタイトルです。テーマは毎期ごとに違いますが、仏教の基本的な考え方、ものの見方などをゆっくり学んでいきます。

 7月10日から始まる夏期講座では「慈悲」をテーマに取り上げます。慈悲は仏教の基本。仏教の実践の基盤です。一方、仏教は「愛」を説きながら、「愛」が煩悩になっていくことにも注目しています。

 キリスト教などの説く「愛」との違いについても見ていきたいと思います。

どなたでも気軽に聞いていただけるお話しを心がけますので、暑い夏だからこそ、穏やかな心、慈悲について学ぶましょう。

 詳しくは、鳴海中日文化センター(電話0120-538-763)までお問合せ下さい。