東大寺の大仏殿を守る天部の足元に美しい光が当たっていました。
いつも、なかなか手厳しいコメントを残してくださる「ももはな」さんが、「統一教会の問題を宗教界がどう受け止めているのか」に興味があると書いた私のブログの記事に対し、「どう受け止めているかじゃなくて、住職がどう受け止めて、どう行動するかだと思うよ(^^)/」というコメントを書いて下さいました。
やれやれ、まさにご指摘の通りです。
だからというわけではないのですが、10月から始まる鳴海中日文化センターの「尼僧と学ぶやさしい仏教入門」秋期講座では、宗教そのものをテーマにしてみました。
タイトルは「宗教とは何か?宗教は必要か?ー--仏教の立場からの考察」と、ちょっと硬い感じですが、身近な話題から宗教とは何なのか?どのように私たちの生き方、考え方、文化、政治に影響を与えているのかなどを考えてみたいと思います。
3回の講義ですが、どなたにもわかりやすいお話を心がけています。宗教は必要なのか?という、ある意味、僧侶としての私にとってもなかなか難しい話題ですが、浄土仏教の立場からあらためて考えてみたいと思っています。
ももはなさんのコメントへの答えも、講義の中に入れるつもりです。