慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

明けましておめでとうございます🌸一月の慈雲寺の行事予定

新年のお喜びを申し上げます。

 除夜と修正会の法要を3人の方々と静かに行うことができました。法要を終えて、ゆっくりと入浴、熟睡しました。すっかりお寝坊。一年の始まりを「寝坊」というのは少々恥ずかしいかな?「のんびり」でスタートするもの悪くはないか・・・・

 今、お節料理を母といただいたところです。皆さまからいただいた黒豆、お餅、野菜、ミカンなどなど、ぜいたくなお正月料理になりました。ありがたいことです。

 

 さて、一月の慈雲寺の行事です。

1月7日 夜7時半より 満月写経の会

 慈雲寺では、いつでも写経をしていただけるように本堂に用意してありますが、毎月一回、お月見を兼ねた写経の会を行っています。冬の月も味わい深いものですよ。

 7時半からご一緒に『般若心経』を読誦し、毎月少しずつその内容についても学んでいきます。

 めにおいでになっても良いですし、読経に遅れてもかまいません。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。必要な道具は全て用意しています。

 

1月15日 10時より 尼僧と学ぶやさしい仏教講座

 慈雲寺では毎月、身近な話題を取り上げて、仏教のものの見方、考え方、歴史などの基本をご一緒に学んでいきましょう。

 今月のテーマは、「鎌倉仏教の祖師たち」です。現在、私たちの身近にある伝統仏教の宗派のほとんどは鎌倉時代に生まれたものです。日本の宗教改革時代ともいえる、この時代に生まれ、それぞれ特徴のある宗派を開いた祖師たちのお話をいたします。

 「講座」という名前はついていますが、どなたにも分かりやすいお話を心がけておりますので、お気軽にご参加ください。

 

1月21日10時より 初弘法

 慈雲寺は、住所は名古屋市にありますが、弘法大師信仰の根強い知多半島の文化圏に位置しています。そのため、本堂の左手には弘法大師がお祀りされています。

 1月21日は、今年初めての弘法大師の御縁日ですので、短い法要をして、お大師さまのお言葉をご一緒に学んでみましょう。

 また、当日は四国八十八か所から集めてきたお砂を踏んで、ご利益をいただくお砂踏みも体験していただけます。四国巡礼したのと同じ功徳があると言われています。

 お砂踏みは一日中、いつでもお参りいただけます。

 

★鳴海中日文化センターの講座

 名鉄鳴海駅前の鳴海中日文化センターで、「尼僧と学ぶやさしい仏教入門」という講座を毎月第二日曜1時半より行っています。

 この講座は、慈雲寺での講座をより深め、一つのテーマを掘り下げていこうというものです。三回の講座で一つのテーマを学んでいきます。

 今回のテーマは「葬儀と仏教」です。

 今の日本の仏教は「葬式仏教」などを揶揄されることが多いようです。また、家族葬直葬など、葬儀の形にも大きな変化が出てきました。

 しかし、葬儀は「人の死」という周囲に大きな影響を与える特別な状況です。この「特別な状況」をいかに乗り越え、いかにその後の人生に生かしていくのかという智慧を仏教は教えています。

 世界の宗教における葬儀や、日本に古来から伝わる「死」への考え方などを見渡しながら、葬儀と仏教の問題を学んでいきましょう。

 ご興味のあるかたは、電話0120 - 538 - 763へお問合せください。