慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

サバイバー・メダカが子供を産んだようです!

 今年は二週間ぐらい花の季節が前倒しになっているようで、ボタンや芍薬もうかうかしていたら見ごろを見逃してしまった感じです。

 

 慈雲寺には大きな土管を利用した「水槽」があります。いつもの年なら、その土管の中にいるメダカは、ほどんど問題なく越冬するのですが、今年はうまくいきませんでした。金魚鉢で部屋の中に入れていたメダカたちもうまく越冬できず。いかにもヘロヘロという感じで10匹ほどが、ようよう生き残ってくれました。

 

 水槽を洗い、水を入れ替え、水草も入れてやり、なんとか環境を整えてサバイバーの10匹が健康になるのを祈っていたのですが・・・・今朝、餌をやろうと水槽をのぞいたら、なんとメダカの赤ちゃんが10匹ほど泳いでいました。本当に生まれたばかりという感じです。

 ええええ~?あんなに弱っていたのに子供を産んだ?いや、弱っていたからこそ、子孫を残そうとしたのでしょうか?

 それとも、去年から生き残っていたホテイアオイに卵が残っていて、卵のまま越冬。水が暖かくなって卵がかえった???

 いやぁ・・・謎だなぁ。親になったであろうメダカたちは、相変わらず痩せていて「なんとか生き残りました~」という感じ。

 命というのは不思議なものです。

 生き残りの10匹も、赤ちゃんの10匹も、元気に育ってくれることを祈りたい気持ちです。

 もし、これからメダカが増えていくようなら、また里子のお願いをしたいと思います。去年慈雲寺から里子に出たメダカたちは春を迎えることができたのでしょうか?なんだかとても気になります。