慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、9月16日(月・祝日)の10時から行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

慈雲寺文庫が拡大しました!

 慈雲寺には小さな図書館があります。山門のところに大小の本棚があり、さまざまな本が並んでいます。「慈雲寺文庫」という名前を付けました。 

 本も本棚も皆さんからご寄付いただいたものです。先日、大きな本棚が二つも届き、慈雲寺文庫が一挙に拡大しました。

 慈雲寺文庫は、どなたでも大歓迎。子供の絵本から難しい哲学書まで、種類も色々です。分類して並べてあるわけではないので、じっくりと棚の本を見て、興味のありそうな本に出合ってください。

 どの本も持ち出し自由です。読み終わって、どうしても自分のそばに置いておきたくなったら、そのまま気が済むまで持っていてもかまいません。お友達に紹介したくなったら、「また貸し」でも大丈夫です。もちろん、読み終わったら返して下さるのは大歓迎。

 また、読み終わった本のご寄付も歓迎しています。子供もやってきますから、子供の目に触れるのが問題になるような本はご遠慮いたしますが・・・また、極端な意見を強要するような本も遠慮したいので、申し訳ありませんが、選別は慈雲寺にお任せただけるとありがたいです。

 古い本や状態があまり良くない本でも歓迎します!

 

 「読書」の喜びを知ることは一生の宝物です。本を読めば語彙が豊かになり、自分の思っていることを言葉に出して表現できるようになるでしょう。コミュニケーション能力の高さは、他人への思いやりの心の豊かさでもあります。

 読書の習慣を子供の時に身に着けられるかどうかは、人生の豊かさ、面白さに大きく関わってくるのではと思っています。

 慈雲寺の本堂の入り口には、いつでもお茶が用意されています。今は冷たい麦茶です。お菓子もありますよ。

 お気に入りの本が見つかったら、本堂でのんびり読書していくというのはいかがですか?