上の図は、善導大師の説いた「二河白道」の譬喩を描いたものです。
貪りの心を現す波が逆巻く河と、怒りの炎が燃え上がる河の間に、細く白い道が伸びていて、一人の男がその道を歩もうとしています。
右側の岸辺からは、お釈迦様がその男を励まし、左側の岸辺からは阿弥陀様が迎え取ろうとしています。私たちが生きる此岸から、極楽の彼岸への渡り方を描いたのが、この「二河白道図」なのです。
今月はお彼岸ですので、この「二河白道図」を取り上げて、絵解き説教をしてみようと思っています。
今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は9月16日(月曜・祝日)の10時より行います。
どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。
★10月より 鳴海中日文化センターで、毎月第2日曜1時から
「尼僧と学ぶやさしい仏教入門講座」を行います。今期は、『般若心経』を題材に、仏教の説く「こだわらない生き方」や「本当に捨てるとは何か」を学びます。
問い合わせは0120-538-763へ。
◎慈雲寺での行事は特別な場合を除いて全て無料です。ご先祖のご供養やお寺の維持のため、お気持ちをご喜捨いただければ有難く存じます。
◎慈雲寺へのアクセス
お車でおいでの方は、国道23号線の有松インターで降りて北上してください。カーナビに慈雲寺の電話(052-621-4045)を入力してすれば探しやすいでしょう。しかし、慈雲寺には十分な駐車場がありません。できるだけ公共交通をご利用下さいませ。
もし、慈雲寺の駐車場が満車の時は、庫裏にお声がけください。近所の無料駐車場をご案内します。
有松インターの出口付近に有松ジャンボリーという大きなショッピングセンターがあります。その駐車場に駐車させていただくのがおすすめです。駐車場から慈雲寺までは北へ徒歩7分。有松歯科医院の看板のある坂道を入るとお寺の屋根が見えます。
バスは、大高駅、南大高駅、有松駅、鳴子北駅などから市バスが出ています。郷前(ごうまえ)というバス停で下車し、郷前の交差点まで1分ほど歩いてください。交差点南東側にお蕎麦屋さんがあり、その後ろに見える大きな屋根が慈雲寺です。お蕎麦 屋さんの右側に細い道がありますので、そこを通ってお寺においでください。
なお、バスの時刻表は、名古屋市交通局の時刻表をご参照下さい。https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/timetable.htm