慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月15日10時より行います。テーマは「お彼岸とは何か」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

長﨑原爆の日を過ごして

 上の写真は、ネットからお借りした長﨑の原爆の爆発の瞬間を映したものです。

 今日は長崎に原子爆弾が投下されてから80年目です。

 夕方の勤行の時に広島の犠牲者の方と共にご供養させていただきました。

 

 もう何十年も前の話ですが、カナダの北部の村で、広大な森林火災が発生したことがあります。もともと人間の少ない土地ですし、消防の設備も十分とは言えず 森の木々は凄まじい炎となって燃え上がっていました。

 その時、遥かかなたの雲がまるでキノコ雲のような形になったのです。それは上の写真や広島の原爆の写真にそっくりでした。急激に空気が温められて爆発したような雲になったのだと地元の消防士に説明を受けました。

 もちろん、原爆はあの時の森林火災の火力を遥かに超える爆発力だったのでしょう。

 森林火災の造った「小さなキノコ雲」ですら、私の心に何十年も残る恐怖を与えたのですから、広島や長崎の方々は、たとえ爆心地から遠く離れていても・・・・・

 その後の放射能の影響による心身の傷病はいかばかりだったでしょう。

 私たちは、その体験を語り継ぐ責任があるでしょう。

 まず、国会議員が「核武装は最も安上がり」と平気で口に出す状況を見逃してはならないと思います。

 

 仏教徒は、「殺してはならない。殺させてはならない」と説いたお釈迦様の教えを常に心にとめておかなければならないと、改めて誓った一日でした。