慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

香炉の灰を取り換えてみましょう!

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 お月参りでお坊さんに来ていただく日など、お仏壇の掃除を念入りにするのは気持ちの良いものですね。でも、忘れがちなのが香炉の灰です。長い間香炉を使っていると中の灰が固くなってしまったり、香炉からあふれるようになってしまったり・・・・灰が固くなると線香が燃えにくくなって、燃え残りが出てしまいがちです。

 時々香炉灰を新しい灰に替えてみましょう。香炉灰は仏壇店やお線香を扱っている店などで300~500円ぐらで売っています。新しい香炉灰は真っ白なので、それだけでもお仏壇の雰囲気が変わります。

 古い灰はビニール袋に香炉ごと入れて、袋の中で香炉の灰をいっぺんに空けると良いでしょう。灰が飛び散りやすいので、袋は大き目なものを使うのがおすすめです。もちろん、灰の中に火のついた線香の残りがないことを確認してください。

◎今日の写真はカナダの西海岸のサンシャインコーストで見た苔をアレンジしたインテリア・デコレーションです。