2021-01-01から1年間の記事一覧
部屋の汚れはもちろんですが、心に積もった「垢」も落として新年を迎えましょう! 今日は朝からご近所のお友達が助っ人に来て下さって、玄関周りをきれいにして下さったので、どうにかこうにか新年を迎えることができそうな感じになってきました。 慈雲寺は…
梅の花芽が膨らんできました。お正月の間に咲くかしら? 今朝は夜が明けたら、世界は真っ白。フワフワと雪が舞っていました。今日はお月参りが一軒あったので、長靴を履いて、杖をついて、足下に気をつけながらトボトボ歩いてお参りに行きました。 こんな暮…
youtu.be 上の動画は1988年のJR東海のCM。ヒロインは深津絵里さんです。美しい! 「帰ってくるあなたが最高のプレゼント」だそうですが・・・・まあ、今年はご近所の大切な人に会うぐらいで我慢しましょうか。 さて、お坊さんのところにサンタが来るのか問題…
ブッダガヤで見たお釈迦様の生涯を描いた壁画 今日は弘法大師のご縁日。慈雲寺では、年に三回だけお砂踏みの用意をしています。一日中いつでもお参りしていただけるようにしてあったのですが、ぽつぽつとお参りの方がいらして下さって、静かに巡礼をしていら…
江戸時代の四国八十八カ所巡礼の案内地図 慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属する寺院ですが、本堂の左手奥には弘法大師像もお祀りしています。 慈雲寺がある場所は、今は名古屋市ですが、50年ほど前までは知多郡に属していました。文化的には御大師信…
亀は観音様の使い? 慈雲寺では、毎月身近な話題を取り上げて、仏教的なものの見方、考え方をご一緒に考えるお話の会を行っています。 今月は12月19日(日)10時より行います。テーマは「仏教が考える理想の生き方」です。 実は、このテーマ自体が矛盾…
いくら断捨離でも本は捨てられませんね 慈雲寺の山門には、本棚(これも寄付していただいたものばかり)が並んでいます。ここが慈雲寺のミニ図書館「慈雲寺文庫」です。 読み終わった本を寄付していただいて並べています。自由に何冊でも持って帰っていただ…
インドのブッダガヤで朝の托鉢にでかける修行僧たち 仏教がすすめる理想の生き方はどんなものでしょう? 山に籠もって全ての煩悩を打ち払う修行の日々でしょうか? 上の写真の僧侶たちのように毎朝托鉢をしてその日の糧を得、残りの時間は瞑想とお経の暗唱で…
お寺にはサンタさんが来てくれるのか?! お寺で生まれ育った子供たちにとって、毎年の重要問題は「お寺にはサンタさんが来てくれるのか?」ということだったと、僧侶仲間が笑いながら話してくれたことがあります。 「キリスト教の信者でなければサンタは来…
カナダのスプリング諸島で見た先住民の工芸品。ビーズの使い方が美しい 知多半島の半田市にある常楽寺というお寺でお説教をさせていただきました。数日滞在したのですが、パソコンを持って行くのを忘れてしまいました。 急ぎの原稿もなかったので、パニック…
YouTubeのAIのおかげでニキビに悩んだ昔を思い出しました。トホホ 油断するとすぐにボーッとしてしまい、無為に時を過ごしてしまいがちな私。僧侶として非常に情けない状況です。今月は「お掃除月間」と決めたので、少しの時間でも手を動かして掃除すれば良…
慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山光明寺で見今年(11月初旬)の紅葉。 普段から基本、ぼんやりと日々を過ごしているので、あまり月日の流れは気にならず、時々、「あら?もうセーター着ないと寒い!」なんて気がつきながら、さっさと衣替え…
慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山光明寺で見今年(11月初旬)の紅葉。 ご遺体の火葬を行う火葬場は、東京や神奈川などですでにキャパシティを超えている状況だそうです。「多死社会」を迎えてはいるものの、それほど年月がたたないうちに、…
慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山光明寺の紅葉 慈雲寺の周辺に大きなマンションが建ったらどうなるかという話をしていました。そういう動きがあるのでは全くなく、ヒョッコリとそういう話題になったのです。そうしたら、東京都内にマンショ…
一人では持てないほどの白菜!私の大好きな大根の葉も新鮮! 僧侶は乞食(こつじき)と呼ばれるほど、毎朝托鉢に出て、お供えをしていただいた食物を食べるのが本来の暮らし方です。「お仏飯をいただいて生きる」、つまり仏様にお供えされたもののお下がりで…
月蝕が最高点になったときのお月様は残念ながら見そこなってしまいました。 先日のほぼ皆既月食、慈雲寺の本堂の縁側からとてもきれいに眺めることができました。といっても、ほぼ完全に月蝕状態となり、月がぼんやりと赤暗く見えた時には、私はご近所のスー…
浄土三部経の経典です。浄土系の寺院にはかならずお供えしてありますよ 私はカナダで暮らしている間、ローカル新聞の旅行記事を書いたことがきっかけで、アメリカとカナダの旅行ガイドブックを書いて糊口ををしのいでいました。コロナ禍になってほぼ開店休業…
こんな感じのイングリッシュガーデンで、メインの花は菊ということでどうでしょう? 仏花をこまめに換えるのが経済的にきびしい・・・と、愚痴を書いてしまったら(愚痴は僧侶としてとても恥ずかしい行いです)、次々とお花のお供えが届いています。 先日は…
部分月蝕は日本中のほとんどのところで眺められるそうです。 11月19日は満月です。しかも月蝕! 慈雲寺では毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。本堂からはお月様がとても良く眺められます。 今月の満月の夜は、なんと月蝕が起こります…
久しぶりに本山で講習会に参加してきました。境内の上の方はもう紅葉の見頃になっていました。総本山光明寺の阿弥陀堂周辺です。 本山での講習から戻ったら、墓地にあるお地蔵さまの花立てに。おそらくどなたかの葬儀に使われたのではないかという白菊が供え…
寂聴上人の晩年のエッセイ 本山で講習会があったので、しばらくテレビやインターネットから離れていました。山を下りて来たら、瀬戸内寂聴上人の御遷化のことを聞きました。ニュース番組やワイドショーなどで今日は一日中、上人のお話ばかりでしたが、なんだ…
最近は葬儀の供花のデザインもずいぶんおしゃれになりました 少し前のことですが、ときどき慈雲寺の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を聴きにきて下さるAさんから電話がありました。 「あの~」と少し遠慮がちに話し始めたAさん、「本当に失礼かと思うので…
清水寺の西門に描かれた龍 バスツアーに参加して西国三十三箇所の観音霊場巡礼を始めました。バスの中では飲食は禁止(お水は飲める)。おしゃべりも遠慮してほしいとのことなので、物見遊山の雰囲気はなく、なかなか良い「宗教行事」の雰囲気です。 このツ…
お釈迦さまがお悟りを開かれた場所に建てられた大菩提寺の大塔。朝の風が心地良かったです。 選挙も終わって月が新しくなりました。みんなが穏やかに暮らせる政治が行われることを祈らずにはいられません。もちろん、どのような経済的、政治的な状況でも、こ…
NASAの発表した太陽のフレアー 私はNASAが発表するいろいろな写真を見るのが大好き。28日には太陽のフレアーがかなり強烈なXクラスだったそうで、上の写真もけっこう迫力ありますね。太陽も気合が入っているということかも? さて、いよいよ31日は投票…
清水寺の西門(重要文化財)に飾られた象。なんだか笑ってますね。 今回の西国三十三箇所観音霊場の巡礼には、毎月一回日帰りで各札所を巡る巡礼バスツアーに参加することにしました。 ツアーは12回で全部の札所と番外のお寺を巡れるようになっています。こ…
第十六番札所清水寺 10月に入って、いよいよ西国三十三カ所観音霊場の巡礼を始めました。大学生の時に秩父三十四観音霊場巡りをしたのを初め、さまざまな霊場を巡っています。秩父は全て回ることができましたが、他の霊場は満願を目指して出かけたわけでは…
「庵主さまぁ、今度の選挙は誰にいれるかね?」 今朝、境内の掃除をしていたら、犬の散歩の途中で時々お寺に寄ってくださるHさんがニコニコしながら話しかけてくれました。 宗教は、政治とできるだけ切り離しておくのが民主主義の原則です。もちろん、公明…
浄土三部経のお経巻 今日(10月24日)は、毎月慈雲寺で行っている「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。気温はだいぶ下がってきましたが、まだ本堂を締め切るのは心配なので、冷たい風を我慢していただきながら、聞いていただきました。 テーマは「お…
『般若心経』は暗記しないとだめですか? 10月24日10時より、慈雲寺本堂で「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を再開します。 慈雲寺では、毎月、身近な話題を取り上げて仏教というものの見方、考え方についてご一緒に考える講座を行っています。「講座」という…