2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ここ数日、四月からの人事異動のお知らせが新聞の折り込みに入ってきます。名古屋市内の公立学校や幼稚園の校長、園長先生たちが顔写真付きで紹介されていました。でも、その顔が・・・・う~ん・・・怖い、というかつまらなそう。校長になったのが不満なの…
夕方、買い物に行こうとしたら寺の前の道で小学生がサッカーボールで遊んでいました。慈雲寺の前の道は江戸時代(もしかしたらもっと前?)から続いている幅の狭い道です。でも、幹線道路からの抜け道として知る人ぞ知る存在らしく、けっこうスピードを出し…
先日、ご近所の方とお話ししていたら、「お寺にはちゃんとした格好で行かないといけないから・・・」とおっしゃるのです。どうやら私がいつも「普段着でおいでください。」と言っているのをどう解釈したら良いか困っていらっしゃるようです。 確かに、お寺に…
たった今、新聞を開くと先日のジャーマンウイングス社の旅客機の墜落が、副操縦士の意図的なものであった可能性が高いという記事が出ていました。自爆テロなのか、自殺なのか・・・・ 私は自殺についていつも心にかかっています。今回の記事を見て、また色々…
今日はご近所の歯医者さんへ行きました。去年からチェックをさぼっていたら、二本も虫歯が見つかってしまったのです。トホホ・・・というのはこういうときに使うのですね。 ところで、この歯医者さんはとても繁盛していて、治療のスペースだけで7つもありま…
今朝、裏庭へ出る勝手口を開けたら、ビックリ!バケツ一杯のきれいな花が置かれていました。ご近所の方が、庭の花を切って持って来てくださったようです。私は九州に行っていたので、裏庭のバケツに入れておいてくださったのでしょう。カードにメモも書かれ…
九州のお寺の彼岸会に呼んでいただきました。小さなお寺ですが、ご住職の尼僧様は檀信徒の方々にとても人気があるのです。昨日も本堂はほぼいっぱい。「一時間たっぷりお話ししてください」とのことでしたが、皆さま熱心に耳を傾けてくださいました。 今年は…
お彼岸に入って、お墓にお参りにいらっしゃる方がたくさんおいでです。去年のちょうど今頃、慈雲寺に赴任したばかりの私は、門前を素通りしてしまう人がほとんどだったのがかなりショックでした。山門には柵があって入りにくい雰囲気ではあったのですが・・…
白梅はもう盛りを過ぎましたが、紅梅は今が見ごろ。姫こぶしも満開まであと数日。白い椿も咲き始めました・・・・慈雲寺の庭にこんなに花が咲くなんて、去年も見ているはずなのに、記憶がすっぽり抜け落ちています。あまりの怒涛の変化に記憶が追い付いてい…
證空辞典 作者: 中西随功 出版社/メーカー: 東京堂出版 発売日: 2011/08/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 師僧の一周忌が終わって、なんだかボンヤリと過ごしています。慈雲寺を受け継がせていただいたものの、直接先代様から教えを受ける機…
夜になって雨が降り出しましたが、昼間は窓を開けたほどのポカポカ陽気。なかなか蕾が膨らまなかった紅梅も数日前から数輪ずつ花を咲かせ、今朝はほぼ満開になりました。 今日からお彼岸です。お彼岸の法要と「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の五回目をいっし…
お彼岸に近しい方々やご先祖の回向をしたいが、菩提寺が近くに無いという方は、慈雲寺へおいでになりませんか?18日の彼岸の入りの日、10時より、慈雲寺にご縁のある方々の合同法要をいたします。これから慈雲寺とご縁を結んでくださるかたも歓迎いたします…
梅の花が大好きな私には至福の日々が続いています。慈雲寺の白梅は今が満開。遅咲きの紅梅は昨日の暖かな日差しに、ふっくらと蕾をふくらませて、数日のうちには花を咲かせるでしょう。咲いた花とふっくらした蕾がいっしょに見られる頃が一番素敵です。 桶狭…
東日本大震災から4年目の11日、実家の母と電話で話していました。母は「語り継がなくてはいけないことは、哀しいけれど他にもたくさんあるわね。昨日は東京大空襲のことを思い出していたの。あのときの匂いや何とも言えないうめき声みたいな音とか・・・やっ…
東日本大震災から4年。復興計画もなかなか進まず、仮設住宅での暮らしも続き、何より福島原発は先行きが見えない状況が続いています。今日は、午後2時46分から心を籠めて供養の読経をさせていただこうと準備をしているところです。 私は震災から一年後、国連…
明日は先代さまの一周忌法事です。明日は寺院関係の方々や総代の方々、先代様のご親戚をお招きして、厳粛にとりおこなうことになっています。きちんとした方ばかりなので、私はひたすら困っておりました。お掃除一つにしても、全く行き届いていないし、掛け…
昨年の三月、先代の凖眞上人がご遷化なさってから一年がたとうとしています。私は一昨年の夏に凖眞上人の弟子にしていただいたのですが、そのままカナダに住み続けていたので、身近で教えを受けることもできないままの急逝でした。「遷化なさったので、すぐ…
ー後継者不足で年々少なくなっている尼僧寺院の存在意義について書いています。今日は三回目ですー 僧侶になることは誰にでもおすすめできることではありませんが、女性の生き方の選択肢の一つとして、ぜひ考えて欲しいと思っています。僧侶になることを「出…
ー 昨日の記事の続きです。ー かつては中部地方のあちこちにあった尼僧寺院は、次々と消えていきつつあります。跡継ぎが決まらなかったり、男性の僧侶が後を継いだり、代務をしたり・・・・しかし、尼僧寺院が少なくなると女性が出家しようとしても、なかな…
三河や尾張地方には伝統的に尼僧寺院がたくさんあります。かつては有力商家などで娘の一人を尼僧として出家させることが、「家の格」を示すものだった時代もあると聞いています。お嫁に出すのと同じような持参金を持ってお寺に来た人も多いようです。女性に…
昨日は名古屋市のウィルあいちのホールで、青年僧による「念仏と講演の会」が催されました。このイベントは、慈雲寺が属する西山浄土宗の青年僧たちが企画運営するもので、今年で42回目。仏讃歌のミニコンサート、仏教の教えをやさしく表現したお芝居、青年…
證空辞典 作者: 中西随功 出版社/メーカー: 東京堂出版 発売日: 2011/08/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 慈雲寺は西山浄土宗に属しています。日本でお念仏の信仰を確立したのは法房源空上人(法然上人)です。上人にはたくさんの優れた弟子…
紅梅はまだ固いつぼみのままですが、雨上がりの朝日を受けて白梅がきれいに咲いていました。先ほどお参りから戻って梅の木に近づいてみると、月明かりのもとでもフンワリと花びらが浮き上がって見えます。 私一人でこの花を愛でてしまうのはもったいない気が…
昨年の3月15日、慈雲寺の先代住職、凖眞上人がご遷化なさいました。残された弟子は私一人だったので、心細いながらも、後を継がせていただくことになったわけです。私以上に凖眞さまは心配していらしたことでしょう。それから一年、何度も凖眞さまに極楽から…