慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

師を悼む

今朝、友人から電話があり、W師が御遷化なさったと知らされました。W師は、慈雲寺が属する浄土宗西山派(西山浄土宗)を代表する説教師の一人でした。たしか、まだ60代だったはず。名古屋の近くにお住まいだったので、これからW師のお説教をしばしば聞くこと…

若き日の弘法大師さまに会いに行く

先日、神戸の白鶴美術館へ行きました。これはお酒で有名な白鶴酒造の七代目、加納治兵衛が自分のコレクションを展示するために、建物から造った美術館です。そこだけ昭和初期のまま時間が止まったような空間。現代の美術館の建物ではありえないほど、自然光…

何十年ぶりの阪神電車

昨日から「旅行読売」のお仕事で神戸に行っていました。三宮から阪神電車に乗って、岩屋という駅で降りたのですが、阪神電車に乗ったのは本当に久しぶり。もしかしたら、何十年ぶりかも?岩屋の次は御影、芦屋とあちこちで用事を済ませました。 阪神電車の沿…

お仏壇の「お性根抜き」

今週は「お仏壇を処分するので、お性根抜きをしてください。」というご依頼を数件いただきました。家の建て替えをしたり、遠くへ引っ越したりして、大きなお仏壇をお祀りすることができなくなった方です。今は、仏間のあるお宅は少ないですから、どうしても…

一見謙虚・・・でも本当は

お会いするたびに、とても丁寧で謙虚な態度のDさん(仮名)・・・でも、毎回なんだか不思議な「気」(???)を感じてしまうのです。腰が非常に低くく、自分を卑下するようなことを何度もおっしゃるのですが・・・なんとなく「いいえ、とんでもない。あなた…

思い通りにならないことが「苦」

今日は名古屋市の葬儀場でお葬式を勤めさせていただきました。小人数のお葬式でしたが、お浄土へ旅立たれる方への縁者の人々の深い思いの伝わってくるお式でした。私も、お導師さまと一緒に心をこめて読経させていただきました。 会葬者の方々が火葬場へ行っ…

11月29日、紅葉の美しい光明寺へご一緒にお参りしませんか?

今日の写真は、慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山光明寺の勅使門周辺の紅葉です。 光明寺は京都の西山にあります。清水寺などのならぶ東山から京都市内を挟んで、ちょうど反対側に連なる山並みです。この中腹に光明寺の境内が広がっています…

23日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは『般若心経』です。(&慈雲寺へのアクセス)

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は23日の10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。 この講座は、毎月仏教に関連した身近なテーマをとりあげ、御一緒に学んだり、考えたりするものです。今回のテーマは、『般若心経入…

満席の新幹線で「ありがとう」を強要するピンクドレスの謎の人

昨日と今日、いくつかの会議や打ち合わせなどがあって東京へ行っていました。名古屋へ戻ろうとしたとき、品川の新幹線のホームが予想外の混雑でした。どうやら、山陽新幹線が地震で遅れているらしい・・・ 鳥取で地震があったことを知ったのは、名古屋に戻っ…

三蔵法師と『般若心経』・・・・「玄奘三蔵と薬師寺展」へ。

23日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは『般若心経』です。このお経は中国で何度も翻訳されました。有名なのは鳩摩羅什の訳と三蔵法師玄奘の訳したものです。今、私たちに馴染み深い「流布本」と呼ばれている『般若心経』は玄奘の訳したものが基に…

「不幸の七割は水子の祟り」という看板に驚愕!

とても気持ちの良い秋晴れが続いています。昨日は絶好の自転車日和。有松の町に用事があって、鼻歌を歌いながらニコニコでペダルをこいでいました。桜の葉がきれいに紅葉を始めたのも素敵・・・なんて、思っていたら道端に変な看板発見。 「事故、病気、借金…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは『般若心経』です。(&慈雲寺へのアクセス)

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月23日の日曜日、10時より行います。 テーマは『般若心経』の基礎知識です。今回と来月11月27日の二回にわけて、『般若心経』についてお話ししたいと思います。 テレビや映画などで僧侶が読経しているシーンで、必…

お月様は残念・・・でも、心温まる写経の会になりました

午後まで青空が出ていたので、ひょっとしたら雲の間から満月が顔をだすかも・・・と月見団子を作りながら願っていたのですが・・・・残念・・・小雨まで降ってきてしまいました。 第一回の「満月写経会」は、お月様に関しては残念なことになりましたが、写経…

今度の「満月写経会」は曇り空??&慈雲寺へのアクセス

明日(16日)は満月です。でも、どうやら曇り空になりそう。流れる雲の間からお月様輝くのもなかなか風情があるものです。満月が少しでも顔を出してくれると良いのですが・・・ さて、これから毎月、満月の夜に写経の会をしたいと思っています。満月の日は毎…

親子なればこその苦しみ

前回のブログでお話しした御法主の特別講義で、阿弥陀仏と私たち念仏者との関係について証空上人がどう考えておられるのかというお話しがありました。 阿弥陀仏と念仏者は「三縁」と呼ばれるとても緊密で温かな関係にあります。その一つが「親縁」と呼ばれて…

御法主から直接教えを受ける

慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)のトップに立つ方を「御法主」(ごほっす)と申します。総本山光明寺の管長であり、宗門の信仰の中心的指導者です。今年、前御法主が体調不良で退山なさり、新たに哲空上人が御法主になられたのです。 哲空上人は、…

10月16日の「満月写経会」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

今月から、満月の夜に写経の会を催すことにしました。慈雲寺では、手ぶらでいらしていただいても、いつでも写経をしていただけるように用意がしてあります。書き終えた写経は、弘法大師さまの前にお供えしていただいています。ある程度の枚数がたまったら、…

恩師を供養する心

Mさんは、あるプロスポーツのコーチです。ご自身もそのスポーツで一流と言われた方で、コーチになってからも数多くの選手をプロに育ててきました。そのMさんが先日慈雲寺においでになり「お世話になった師匠の祥月命日が来るので、御供養をお願いします。」…

「すみません」より「ありがとう」

ここ15年ほど、日本とカナダを行き来して仕事をしていたので、慈雲寺に赴任し手に本に戻ってからも、あらためて驚くことなどあまりないと思っていました。しかし、「日本に時々戻ってくる」という状況と、「日本に定住する」という状況では、やはりずいぶん…

一周忌の準備で夜を過ごす

い 法事の準備は私にとっていつも厳粛なものです。慈雲寺は檀家のないお寺ですので、お葬式や法事を頼まれることはめったにありません。それだけに、葬儀や法事をさせていただくのは深いご縁に導かれてのことと思っています。 しかし、僧侶として本当に足り…

布教師の研修会で和歌山へ

僧侶にとって布教は最も大切な役割の一つです。この布教の道を深く学びたいと志す僧侶は「布教師」と呼ばれています。私もおぼつかないながら、この布教師の道を進んでいきたいと思っています。布教師はさまざまな勉強会や研修会があるのですが、先日は一泊…

バンクーバーの日本人女性殺人事件と「留学」

私は二年半前に慈雲寺に赴任する前、数十年間カナダのバンクーバーで暮らしていました。今回の殺人事件をとてもいたましい気持ちで受け止めています。亡くなられた古川さんの遺体が遺棄されていた場所は、賑やかな通りに面していますが、今は空き家になって…

BBC制作のドラマに登場した親子関係

まだ風邪が治りません。いつもの怠け者がさらにぐずぐずに・・・そんなときほどお客様がおいでになるので、とほほ・・・と、思いつつも、参拝にいらして庫裏に声をかけていただくのは、本当にうれしい。風邪をうつしてしまわないように、しなければ・・・ そ…