慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは『般若心経』です。(&慈雲寺へのアクセス)

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 今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月23日の日曜日、10時より行います。

 テーマは『般若心経』の基礎知識です。今回と来月11月27日の二回にわけて、『般若心経』についてお話ししたいと思います。

 テレビや映画などで僧侶が読経しているシーンで、必ずと言ってよいほど読まれているのが、この『般若心経』です。知多四国八十八か所などの巡礼でも、それぞれの寺院で心経を読経して納経していきます。このように『般若心経』は、私たちにとても身近なお経です。暗記していらっしゃる方も多いでしょう。

 しかし、その内容は非常に深淵。大乗仏教のエッセンスともいえるものです。私のようなヘッポコ僧侶が簡単に解説できるわけではありませんが、このお経がどのような経緯でインドから中国、そして日本へ伝えられたかという歴史的な背景、なぜこのお経がこれほど身近なものになったのかなど、『般若心経』に取り組む上での基礎知識をご紹介したいと思います。

 どなたでもお気軽にご参加ください。

また、今月から、毎月満月の日に写経の会を催すことにしました。次の満月は11月14日です。『般若心経』の内容については、この写経の会で、毎回少しずつ学んでいきたいと思います。夜7時半より行います。写経に必要なものは全て用意してありますので、手ぶらでお越しください。

◎公共交通での慈雲寺へのアクセス
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。

◎今日の写真はカナダの西海岸の先住民の人々のトーテムポールです。