慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、12月15日(日)10時より行います。テーマは、「『一枚起請文』に学ぶ法然上人の教え」です。どなたでも歓迎いたします。」お気軽にご参加ください。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

和歌山へお説教に行っていました。

毎日、各所のお寺を回ってお説教をする一週間でした。どのお寺でも、とても丁寧に迎えていただき、集まった檀信徒の皆様も熱心に耳を傾けてくださいました。 居心地の良いホテルを用意して下さったのですが、すぐ目の前の海辺を散策する心の余裕がありません…

引きこもりからの脱出の一歩はお寺へ行ってみませんか?

今日、ぼんやりとテレビを見ていたら、いわゆる「引きこもり」だった人たちが自分たちの気持ちを発信しようとする新聞作りの話題が出ていました。 私も、自分の部屋から全く外に出たくない、誰とも会いたくない・・・と思う日が続いたこともあります。状況を…

お説教の準備 PART1

今、お説教の準備の日々です。お説教に呼んでいただいたときは、その時間に合わせ、また法要の種類、聴いてくださる方々の様子など、さまざまな状況を受け止めながら原稿を書きます。 時間は短いときは20分ぐらいから、長いときは1時間を一席として、一日四…

お彼岸法要のポスター作り。お彼岸の法要は3月18日です。

玄関先に置いている鉢植えの枝垂れ梅が咲き始めました。慈雲寺には梅の木が二本、鉢植えが二つあります。それぞれ開花期がかなり違うので、梅を愛でる日々を長く楽しめます。 さて、外はすごい風。春一番・・・かしら?春が近づいたら、お彼岸ですね。今朝は…

五十回忌の法要の温かな思いと大切さ

私は、三年前に慈雲寺に赴任するまで数十年間北米で暮らしていました。日本の慣習についてカナダの友人たちに話をすると必ず「ああ、それは良い習わしだね。」と言われたのが「法事」です。 キリスト教では葬儀はありますが、仏教のような年忌法要は行われま…

今日は少し温か。梅のつぼみもふっくら

昨日も今日も家の中の方が外の陽だまりの方が温か。お正月から咲き始めている盆梅は、そろそろ盛りを過ぎているのですが、鉢植えの枝垂れ梅の蕾が膨らんできて、もう明日にも咲きそうです。 そして、庭の白梅がついに開花!庭には紅白の梅の古木が一本ずつあ…

今日はお釈迦様が入滅なさった涅槃会の日です。

お (たつの市所蔵) 旧暦の2月15日はお釈迦様が入滅なさった日です。この日には各地のお寺で「涅槃会」が行われます。旧暦ですので、3月15日に行うお寺も多いですが・・・・ 涅槃会の前後には、お釈迦様のご入滅の様子を描いた「涅槃図」の御開帳をするお寺…

清水富美加さんの"出家”騒動に慈雲寺も巻き込まれた?!

いつもはとても地味なこの慈雲寺のブログが、昨日から突然アクセスが普段の三倍に跳ね上がりました。今日も順調(?)に数字が増えています。なぜかしら??と不思議に思っていたら、お昼のワイドショーを見て、「ひょっとしてこれか?」と思い当たりました…

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月26日に行います。テーマはお寺をご縁にした”寺縁墓”についてです。

今日は二月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。冷たい隙間風がピューピュー吹いてくる本堂で寒さを我慢しながらお話しを聞いていただきました。本当にありがたいことです。 来週の15日はお釈迦様が亡くなられた涅槃会です。今日はそのお話しを少し…

今月の満月写経の会は11日と12日に行います。「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」も12日に行います。& 慈雲寺へのアクセスのご案内

本堂に手作りのひざ掛けが奉納されていました。慈雲寺の本堂は十分な暖房がないので、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」や「満月写経の会」などの時は、参加の皆様に寒い思いをさせてしまっています。ひざ掛けを用意しているのですが、大判の温かなものを買う…

ロウソクの謎の(?)お供え・・・大歓迎!

夕方、本堂の扉をしめようとしたら、本堂へ上がる階段のところにロウソクの包みが三個。小さなロウソクですし、新しいものではなさそうなので、どなたかがお宅にあったものをお供えして下さったのでしょう。 小さなロウソクですので法要の時には使えませんが…

社葬の参列する機会から多くを学ぶ Part2

前回のブログで、社葬など仕事関係で葬儀に参列することになったら、その機会をぜひ十分に生かしてとおすすめしました。 参列のマナーが心配なら、冠婚葬祭にかんする本を一冊買っておきましょう。しかし、基本は、慌てずにゆったりと、そしてきちんと姿勢を…

社葬に参列する機会から多くを学ぶ Part 1

今朝、パソコンと立ち上げたらmsnのニュースで「知らないと恥をかく『会社関係の葬式』」という記事が出ていました。今は大規模な社葬をする会社も少なくなっているようですし、会社の上司の親族が亡くなったとしても、部下が葬儀に参加したり、手伝いに…

お月参りで始まる二月

月参りは、毎月一回、各家のお仏壇の前で読経させていただくものです。宗派や地域によって、またそれぞれの寺院の事情によっては、月参りの習慣が全くないところもあるそうです。しかし、慈雲寺には月参りの習慣が続いています。私は月参りに呼んでいただけ…