夕方、本堂の扉をしめようとしたら、本堂へ上がる階段のところにロウソクの包みが三個。小さなロウソクですし、新しいものではなさそうなので、どなたかがお宅にあったものをお供えして下さったのでしょう。
小さなロウソクですので法要の時には使えませんが、日常のお勤めにはぴったり。お経が終わるころには燃え尽きてしまうぐらいかしら?
以前にも大きな箱に入ったお線香を階段のところにお供えして下さった方がいました。仏壇の周辺をお掃除したときなど、もしお線香などが余ってしまったら、箱が汚れたりしていても全くかまいません。もちろん、どんなお供えもありがたいです。大切に使わせていただきます
ところで、お線香は濡れてしまったり、湿気てしまったりしないかぎり、だいぶ年月がたっていても香りなど完全になくなってしまうということはありません。しかし、理想的なのは除湿剤などを入れて密閉できる缶などに入れておくのがおすすめです。
◎今日の写真は京都の千本通りにある、千本ゑんま堂で頒布されている「ゑんま様のお目こぼし」です。これは閻魔様にお供えされた御餅で作ったおかき。これのご利益で、多少のことは閻魔様のお目こぼしをしていただけるというのかしら?