慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月21日(日)10時よりおこないます。テーマは「巡礼の意義と功徳」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

2023-01-01から1年間の記事一覧

除夜会・修正会で、一年の締めくくりと新年の再スタートを!

年の瀬も迫ってきました。慈雲寺では、毎年、31日の深夜から読経を始め、心に積み重なった煩悩の汚れを落とし、新しい年を迎える「除夜会・修正会」を行っています。 慈雲寺には梵鐘はありませんが、大きな「おりん」を用意しますので、それを鳴らして煩悩…

クリスマスの日に平和を願う

上の写真は、世界各地で難民の支援活動などを続けている日本国際ボランティアセンターからお借りしたものです。 私はこの活動には直接は関わっていませんが、ガザ地区への緊急支援を実施することになったというメッセージに心を動かされています。 今日はク…

会葬御礼に故人本人のメッセージ

先日、ある方の葬儀に参列しました。その時いただいた会葬お礼品の袋の中に入っていたメッセージが心に残りました。 会葬お礼のメッセージというと、ほとんどが型どおりの「お忙しいところ、葬儀にご参列いただいてありがとうございます」といったような簡単…

随暢上人の御内室の葬儀で再び和歌山へ

私を僧侶にして下さった師僧、橋本随暢上人の十三回忌のため、和歌山の南部(みなべ)へ出かけた二日後、随暢上人の御内室、知子夫人の訃報が届きました。 兄弟子から「和歌山まで来てくれたばかりだし、お知らせはするけれど葬儀への参列は心配しないで」と…

師僧の十三回忌で和歌山へ

私に出家のきっかけを作って下さったのは、浄土宗西山派(西山浄土宗)で最も優れた説教師の一人として知られていた橋本随暢上人です。 随暢上人は数多くの弟子を育てたことでも知られていて、私は彼の13番目の弟子です。私の後にも弟子は増えていたので、…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは”煩悩”です。

上の写真は、「煩悩」を一文字で表すときの字だそうです。なんだかすさまじいパワーが感じられる文字ですね。 慈雲寺では、毎月、身近な話題を取り上げて、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」という仏教の基礎を学ぶ会を催しています。「講座」というタイトルは…

12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日です。

先日、一年ぶりに新型コロナのワクチンを接種しました。前回はモデルナでかなりひどい発熱をしたので敬遠していたのです。しかし、一年というのはちょっと・・・という気持ちになったので、申し込んでみました。 今回はファイザー社のワクチン。幸い発熱はあ…

12月の慈雲寺行事予定

美しいイチョウの黄葉を眺めていたら、もう12月になっていることに気が付きました。うかうかしている間に年末近しというわけです。毎年、このころになると呆然としてしまいます。 さて、そんなことを言っている場合ではなさそうですので、今月の行事予定のお…

見たくないものは見えない?!捜し物が目の前に!

パスポートが見当たらなくなって、ほとほと困っていました。 コロナ禍で旅行ライターとして海外に行く仕事が全く無くなったので、パスポートを使う機会がありませんでした。 しかし数ヶ月前、証明書が必要な手続きがあって、運転免許を持っていない私はパス…

小指のケガに教えてもらったこと

先日、キャベツの千切りを作ろうとスライサーを使っていたら、小指をざっくり切ってしまいました。けっこう深い傷・・・・ 小指の先だけなのですが、これがなかなか厄介でした。まず、絆創膏を貼るのが大変。ともかく傷口を消毒して保護しなければと思うので…

お寺が子供たちの「居場所」になれるといいなぁ

今朝(11月21日)の中日新聞に、「家や学校で息苦しさを感じる子どもの居場所はどうあるべきか」という記事が出ていました。こども家庭庁の調査によると、家や学校以外に「ここにいたい」と感じる居場所が欲しいですか?という質問に8割近くの人(6~30歳)…

池田大作氏も家族葬?!

創価学会の池田大作氏の訃報のニュースを聞き、さまざまなことを考えています。ネットでも、いろいろな角度から今後の創価学会、公明党の動きに注目しているようですね。 カルト問題、政治問題など、興味はつきませんが、私がまず気になったのは、最初のニュ…

少々鬱気味な日は、かえってこんな小説がいい・・・

日照時間が短くなったせいか、このところ少々鬱気味でブログを更新する元気がありませんでした。こんな時は、推理小説などを読みながらボーっとするのが私の過ごし方です。 先日、カルチャーセンターの講師のお仕事をした後、会場のすぐお隣にある「鶴亀2号…

11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「お経ってなんでしょう?」です。

11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」はお経をテーマにお話しします。 11月12日日曜日 10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。 お経は経典、仏典などさまざまな呼び方があります。日常生活の中で、お経に接する機会は少な…

良寛さまの「不妄語戒」の教え Part 2

「不妄語戒」は、仏教徒として生きるご縁をいただいた全ての人が守らなければいけない行動規範である「五戒」の一つです。 普通は「嘘をつかないこと」という戒めとされていますが、良寛禅師は「これも妄語だ!」という例を90種類も上げておられます。どれ…

良寛さまの「不妄語戒」の教え Part 1

先日、布教師としての資格試験を受験させていただきました。その時の試験問題が「戒念一味」というものだったので、このところずっと「戒律」について考えています。 いろいろな本を見ていたら、良寛禅師が「不妄語戒」について述べた文章が紹介されていまし…

11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「お経ってなんでしょう?」です。

慈雲寺では、毎月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を催しています。身近な話題から、仏教のもののの見方、仏教的な考え方の基礎をご一緒に学んでいこうという会です。 「講座」というタイトルはついていますが、どなたにも解りやすいお話を心がけています。ど…

11月の慈雲寺の行事

11月に入りました。今年もあと二か月かと思うと、何だか心が急いてしまいますね。上の写真は、慈雲寺が属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山である光明寺の紅葉です。昨日、本山へ行ったのですが、うっすらと紅葉が始まっていました。 さて、11月の光…

教えないのに焼香の意味を悟った小学二年生たち

先日、このブログにも書いたように、ご近所の小学校から2年生の子供たちが、慈雲寺に見学に来てくれました。 昨年から、この見学がある時には子供たちにお焼香を体験してもらうことにしています。焼香の作法については少しお話しますが、二年生であることを…

布教師の資格審査を受験してきました

しばらく、このブログの更新が止まっていました。心配して連絡して下さった方々、ありがとうございます。 実は先日、布教師の資格審査を受験しました。その準備で数週間、バタバタしておりました。 僧侶には、布教を行う説教、儀式の手順や所作を学ぶ法式、…

カナダからの手紙

カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の人類学博物館 先日、実家で父の遺品などを整理していたら、私が30年前ぐらいにカナダから出した手紙が出てきました。当時私はカナダの大学院に留学していて、現地で目にした珍しいものや驚いたことについて書き綴って…

お寺は心を洗う場所?!

慈雲寺には、毎年、ご近所の小学校から社会科見学にやってきます。やってくるのは2年生なので、まだとても幼い感じの子供ばかりなのですが、質問はなかなか味わいがあります。返答に困るものも少なくありません。 毎年、必ず聞かれるのは「神社とお寺はどう…

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月15日に行います

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月15日(日)10時より行います。 テーマは「怒りと仏教」です。仏教では、怒りを毒蛇の毒よりも、怒った本人を傷つけ、苦しめると教えています。 どのようにすれば、怒りで心を騒がせることなく穏やかに…

「神社とお寺はどう違うのですか?」と聞かれたら

慈雲寺には、毎年、ご近所の小学校から社会科見学にやってきます。やってくるのは2年生なので、まだとても幼い感じの子供ばかりなのですが、質問はなかなか味わいがあります。返答に困るものも少なくありません。 毎年、必ず聞かれるのは「神社とお寺はどう…

お寺とのおつきあいの仕方は? Part2

葬儀の時の経験から、菩提寺との「おつきあい」の仕方を考え直したいと友人が相談に来たお話の続きです。 近親者の死という深い悲しみの中では、私たちは心身共に、非常にセンシティブな状況になっていると思います。そんな時の経験は、心に深い印象を刻みま…

お寺との「お付き合い」の仕方は?Part1

先日、知人のAさんが慈雲寺を訪ねて下さいました。Aさんは、最近、祖父を見送り、もうすぐ四十九日の法要を予定しているとのことでした。Aさんのご両親はすでに亡くなられているので、A家の仏壇とお墓の御守はAさんが行っていくことになります。 そのこと自…

10月の慈雲寺関連行事のご案内

10月になりました。さすがに夜風がひんやりと感じられます。涼しくなって、日中のお出かけもしやすくなってきます。どうぞ今月はどこかのお寺を訪ねて、仏さまとのご縁を深めてください。 さて、10月の慈雲寺の行事です。 10月15日(日)10時より…

法然上人の月影の歌を思いながら・・・・

月影のいたらぬ里は なけれども ながむる人の こころにぞすむ (法然房源空上人) 昨夜、慈雲寺の縁側から、「満月写経の会」においで下さった方々と一緒に、美しい中秋の名月を眺めることができました。月の光が境内をすっぽりと包んでいるようでした。 冒…

今月の満月写経の会は9月29日です

先ほど、お通夜の法要を終えて、自転車で旧東海道を走っていたら、お月さまがとても美しく輝いて見えました。もうすぐ満月です。 慈雲寺では、毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。 今月の満月は9月29日です。 夜7時半から『般若心経』…

今日で彼岸明け

今日(9月26日)で秋の彼岸明けです。皆さんはこの一週間、どのようにお過ごしになられましたか? 朝晩は少し過ごしやすくなりましたが、日中はまだ「真夏日」が続きました。慈雲寺の墓地には、新しいお花がお供えされているお墓が多く、お参りにいらした…