今朝(11月21日)の中日新聞に、「家や学校で息苦しさを感じる子どもの居場所はどうあるべきか」という記事が出ていました。こども家庭庁の調査によると、家や学校以外に「ここにいたい」と感じる居場所が欲しいですか?という質問に8割近くの人(6~30歳)がほしいと答えています。そしてそのうちの35%が、そうした居場所がないと答えています。
慈雲寺が子どもたちの居場所になるにはどうしたら良いでしょうか?
本堂の入り口にはお茶とお菓子が用意してあります。お茶やお菓子が減っているところをみると、慈雲寺で一服していく人もいるようです。近所の小学生は中学生が、塾に行く前に慈雲寺で少し時間をつぶしているらしいのを見かけたりします。
今のところ、私から積極的に声を掛けたりはしませんが、顔を見れば挨拶もしてくれますし、お菓子の箱に「ありがとう」と書いたカードが置かれていたこともあります。
時々、箱の中のお菓子が増えていることもあります。これは大人が入れてくれているのでしょうか?
ともかく、大人でも、子供でも、慈雲寺にはいつ来ても良いし、本堂で一休みしたり、昼寝したり、宿題をしたりして良いということをもっと広く知らせたいです。
ポスターを張ってみたりしてもなかなか反応がありません。う~ん・・・
自習の場所としても使ってくれたら嬉しいです。学校の図書館は遅くまでつかえないでしょうし、公共の図書館は自習に使えるスペースがあまりないという記事を読んだことがあります。家で勉強するのがしにくいなら、慈雲寺は夜遅くまで本堂を開けておくことも可能です。
学校に行きにくい子供の居場所として使ってもらえるとなお嬉しい。英語なら少しは手伝えるので、一教科でも自信がつくように手助けしたいところです。
慈雲寺の入り口にはミニ図書館があります。私の読んだ本を並べたのが始まりですが、いろいろな方からのご寄付をいただいて、子供向けの絵本からマンガ、小説、法律書まで様々な本が並んでいます。
本堂で読んでくれても良いし、持ち帰りも自由です。読み終わったら返却してくれても良いし、読み終わった本との交換も歓迎です。
本を楽しむ大人や子供の居場所にもなりたい慈雲寺です。