慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今夜(11月30日)は満月。お月見を兼ねて写経においで下さい

慈雲寺では、毎月、満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。視界を遮られることなく、月がゆっくりと夜空を渡って行くのを眺めることができます。 今月は11月30日夜7時半より読経を行います。 7時半から『般若心経』をご一緒に読誦し、その…

先祖供養は何のため? -11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内

11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、29日10時より行います。テーマは「供養」は「法事」の意味や、それを行うことの意義・功徳についてあらためてご一緒に考えてみましょう。 「講座」というタイトルはついていますが、仏教の基礎を分かりやすく…

会ったこともない祖先の法事は無駄!???? Part2 (11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のおしらせ)

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、11月29日(日)10時より行います。 テーマは「供養は何のために行うのでしょう?」です。 このテーマを選んだのは、先月からあちこちで「先祖供養」とか「法事の必要性」などに関する記事を見かけるようにな…

会ったこともない祖先の法事は無駄!????? Part1

九州の巡教から無事に帰山しました。通常ですと、巡教に一回出ると、少なくとも4ヶ寺、多い時は10カ所以上のお寺で次々とお説教しながら巡ることになります。 今年は新型コロナの影響で、行事を中止した寺院がほとんど。それでも、「檀信徒の方が不安になっ…

笑顔も布施行

前回の記事で、自らの行動・行為で行う布施行を「身施」というと書きました。お寺でお掃除をすることから、電車の中で座席を譲ることまで、身施はさまざまな形で行うことができます。 自分のためではなく、他の人のためになることを喜んで行うなら、なんでも…

身施ありがたし!

巡教の日が迫っているというのに、なかなか準備が整いません。私はお説教の原稿をいったんきちんと造り、それから余計なものを外して整えて行くという「編集」方式をしています。まず基礎の原稿を覚えて、それを口で言ってみて時間がどのぐらいかかるか把握…

巡教の準備でアタフタ

僧侶にとって、仏の教えを皆さんにお伝えする「説教」は大切な役割の一つです。 私をお坊さんにリクルートしてくれた故橋本随暢師は、慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)屈指の名説教師として知られた方でした。僧侶としての資質に難点あり過ぎの私に…

慈雲寺文庫、急速に充実中!

慈雲寺の山門の内側に小さな本棚を置いて、ミニ図書室と設置してからそろそろ一年たちました。 慈雲寺文庫の本は、本堂に持ち込んで読んで下さっても良いし、自宅への持ち帰りも歓迎。返却して下さっても良いし、そのまま、お友達に紹介して下さっても結構で…

ワタリガニと煩悩&お布施

私はカニが大好き!冬が来るのが楽しみだと思うほどです。 上の写真はネットからお借りしたものですが、先日、この写真と全く同じ状態でワタリガニと二杯いただきました。 僧侶は毎朝托鉢をして、そこでいただいたものを一日の食事とする「乞食(こつじき)…

11月の慈雲寺の慈雲寺

11月に入りました。今、窓の外は冷たい風が、いかにも木枯らしという音をたてて激しく吹いています。 でも、昼間の青空は晩秋ならではの美しさ。冬がやって来るまでの短い間、この空の色を楽しみたいと思います。 さて、今月の行事のお知らせです。 1)1…