2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
りょ 先ほどKさんが、両手で抱えきれないほどたくさんの松や花を持って来てくださいました。おかげさまで、境内のあちこち、庫裏の各部屋にたくさんのお花を贅沢に生けることができます。寒い風も気にならないくらい、一挙に心が温かくなりました。 Kさんを…
今日もたくさんの方がお墓参りにいらしてくださいました。本堂にお参りして下さった方々も多く、嬉しく思いました。お参りの方に、「庵主様、いつも楽しそうですが、今日はとりわけニコニコしていらっしゃる!」と言われてしましました。松の落ち葉がご近所…
年末にお墓の掃除をし、きれいな花を供えて行く方がたくさんいらっしゃいます。慈雲寺の初代から四世目(私はこのお寺の第五世の住職ということになります)までのお墓は、この慈雲寺の開祖上人のご出身、相羽家の御当主の奥様がきれいに掃除してくださり、…
一昨日、Aさんが庭木の剪定をしてくださいました。何の手入れもせずにボーボーにしていたのを見かねて助けてくださったのです。私がいたらないので、慈雲寺に関しては「見るに見かねて」たくさんの方々が手を貸してくださいます。それに甘えてばかりはいけな…
先生も僧侶も走り回るほど忙しい「師走」も押し詰まってきました。年末年始はまさに真冬。厳しい寒さのためか、お亡くなりになる方も少なくありません。 先日、ある方が相談に見えました。お父様が延命治療中で、ご臨終も近いと覚悟しているとのことです。こ…
今年もあと一週間を切りましたね。私はすっきりと部屋を片付けて新年を迎えたいと決意だけはしているのですが・・・・あと、数日がんばってみましょう。 さて、大晦日から新年にかけての初詣。大きな神社やお寺はたくさんのお参りの方々で歩くのもままならな…
今日は英語教室をしたあと、喘息の薬をいただきにお医者さまに出かけたほかは、のんびりとした一日でした。松の葉がだいぶ散っているのですが、明朝まで見ないふり・・・ 午後は金子満雄をいう脳外科医の方がお書きになった『生き方のツケがボケに出る』とい…
ここ二か月近く、喘息に悩まされています。ちょっと良くなってきたなぁ・・・と思っていたら、昨日東京へ一日行っただけで急に悪化してしまいました。東京の空気のせいでしょうか?東京で会った仕事仲間兼喘息仲間(?)からは、「加湿機能付きの空気清浄器…
24日から、名古屋市の公立学校は冬休みに入るそうです。夏休みに行ったのと同じように、24日から年末の31日までの8日間、冬休みの英会話早起き会をいたします。夏休みの時は「小学生ぐらいを対象に」とご案内しましたが、今回はどなたでも大歓迎です。すでに…
慈雲寺の庫裏にある物干台から、お墓が見渡せます。今日も新しいお花が備えられたお墓が幾つもあります。お墓参りの行き帰りには、ぜひ本堂へもお参りください。あたたかなお茶をご用意してあります。本堂の扉が開いているときは、どなたでもご自由に中にお…
今日、21日は弘法大師のご縁日です。特に12月は「終い弘法」として、特にご利益があると言われています。慈雲寺には弘法様のお像をお祀りしているのですが、私が赴任してから、ご縁日に特別の法要をしたことがありませんでしたが、「終い弘法」をきっかけに…
毎月21日は弘法大師のご縁日です。弘法大師は真言宗のお坊様。慈雲寺は浄土宗の西山派ですから、本堂に弘法大師が祀られているのはちょっと異質ではあります。しかし、慈雲寺周辺はもともと弘法大師の信仰の篤い地域。知多半島には四国八十八カ所のミニ版、…
昨日の新聞に、裁判員裁判で死刑となった死刑囚の死刑が執行されたというニュースが出ていました。そして今朝の新聞には、死刑判決の出た裁判に裁判員としてかかわった人の葛藤をルポした記事が出ていました。 仏教では生き物を殺すことを戒めています。とり…
今朝は、今が12月であることをしっかり思い出させてくれる冷えこみです。手をすり合わせながら寺の門を開け、新聞を取りに行きました。慈雲寺の寺門は江戸時代の武家屋敷の屋敷門を流用しています。前にも書きましたが、私はこの門を開閉するたびに、なんだ…
慈雲寺は、織田信長と今川義元が歴史的決戦をした桶狭間にあります。周囲を散策すると、桶狭間の戦いに由来した史跡が点在しているのです。 正直言うと、私は慈雲寺に赴任するまで戦国時代の歴史にはほとんど興味がなかったのです。しかし、慈雲寺の先代さま…
名古屋市には60歳以上の方々を対象とした「高年大学 鯱城学園」という学校があります。カルチャーセンターの域にとどまらず、地域の歴史から園芸などの基礎知識を学び、コミュニティに学習したことを還元していく道筋が作られているユニークな教育施設のよう…
以前にも何回か書きましたが、仏教では「怒り」というものを非常に重要視します。怒りはしばしば毒蛇の毒に例えられるほど。怒りは何よりも怒った人そのものに毒となるとお釈迦さまはおっしゃいました。 ねたみもひがみも、何かを羨むのも、すべて怒りから発…
今日は嬉しいことがたくさんありました! 午前中は「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行ったのですが、40人以上の方々に来ていただきました。暖房の無い寒い本堂も、40人の方がいらっしゃると少し温かくかんじられるほど。今日のテーマは「大乗仏教の歴史入門…
一昨日の強風と昨日の雨で松葉が境内いっぱいに落ちていました。墓地の入口にある一番大きな松が盛大に振りまいてくれたようです。あまりたくさん落ちていたので、どなたかが掃いてくださったようで、こんもりとした松葉の小山ができていました。その上に松…
私は“好きなこと”、“楽しみなこと”がたくさんあります。「人を褒める」のもその一つ。私は旅行ライターを生業としています(僧侶は職業ではなく、修行、生き方の形態です。くわしくは過去の記事をご覧ください)が、旅行ライターはさまざまな場所を訪れ、そ…
「お念仏をするとどんなご利益がありますか?」と聞かれました。う~~ん・・・慈雲寺には弘法大師さまが祀られていますから、家内安全や交通安全、合格祈願などは弘法さんにお願いしてください。特に慈雲寺の弘法さまは、若いときのお姿でとてもハンサム。…
昨日、12月8日は日本が第二次世界大戦に突入した日です。昨日の勤行のときは、全ての戦没者の方々の増上菩提を祈らせていただきました。 慈雲寺に配達される新聞の一面には何もそのことに触れられていませんでしたが、社会面には戦争体験者のインタビューが…
今日の名古屋は初雪・・・・ではありません。この写真は去年の一月に撮影したものです。慈雲寺の境内がうっすら雪化粧。今年は年末のうちに雪が降るでしょうか?今朝は寒いけれど、きれいな青空です。 さて、今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは…
先日、新聞を読んでいて派手な広告に目を引かれました。ある寺院(A寺としましょうか)の納骨堂の募集広告です。大規模な納骨堂や合祀墓を作って売りに出しているお寺は、名古屋周辺にもいくつもあるようです。何度も新聞広告を出すということは、販売(?)…
以前にも書きましたが、私は『月刊住職』という雑誌を定期購読しています。この雑誌は、僧侶の“業界誌”のようなものでしょうか?毎月、仏教の教学的な話題から寺院経営の具体的な問題まで、広い範囲でさまざまな記事が掲載されています。どの話題も丁寧に取…
今朝も冷たい風が吹いていました。夜明けがずいぶん遅くなったような気がします。空が明るくなったら、山門を明け、ポットに熱いほうじ茶を入れて本堂へ運びます。本堂にお参りに来てくださる方が、一服して下さるといいなぁ・・・と思いながら。 本堂は暖房…
今日は一日中冷たい風が吹いています。木枯らしという言葉がぴったりな音をたてて慈雲寺の境内を吹き抜けていきます。せっかく、数日前にYさんが門前を掃いてくださったのに、もう松葉がたくさん落ちています。 私はカナダの西海岸の街に住んでいましたから…
このブログの左上に、ブログの内容を簡単に紹介する欄があります。その下に「読者になる」というタグ(なんと言うのが正式なのでしょうか?)があります。今朝、ブログを開いてみたら、数字が昨夜のうちに一つ増えていました。この「読者になる」をクリック…
お 今日、12月1日は、相羽山慈雲寺を創建された慈空上人の御命日です。 慈雲寺は、この慈空上人が全て用意なさって創建された、一寄進のお寺です。慈空上人(俗名相羽弌郎)は、発心される前は、尾張藩の御典医として活躍され、明治になってからも皮膚病の名…