慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

除夜会・修正会で、一年の締めくくりと新年の再スタートを!

年の瀬も迫ってきました。慈雲寺では、毎年、31日の深夜から読経を始め、心に積み重なった煩悩の汚れを落とし、新しい年を迎える「除夜会・修正会」を行っています。 慈雲寺には梵鐘はありませんが、大きな「おりん」を用意しますので、それを鳴らして煩悩…

クリスマスの日に平和を願う

上の写真は、世界各地で難民の支援活動などを続けている日本国際ボランティアセンターからお借りしたものです。 私はこの活動には直接は関わっていませんが、ガザ地区への緊急支援を実施することになったというメッセージに心を動かされています。 今日はク…

会葬御礼に故人本人のメッセージ

先日、ある方の葬儀に参列しました。その時いただいた会葬お礼品の袋の中に入っていたメッセージが心に残りました。 会葬お礼のメッセージというと、ほとんどが型どおりの「お忙しいところ、葬儀にご参列いただいてありがとうございます」といったような簡単…

随暢上人の御内室の葬儀で再び和歌山へ

私を僧侶にして下さった師僧、橋本随暢上人の十三回忌のため、和歌山の南部(みなべ)へ出かけた二日後、随暢上人の御内室、知子夫人の訃報が届きました。 兄弟子から「和歌山まで来てくれたばかりだし、お知らせはするけれど葬儀への参列は心配しないで」と…

師僧の十三回忌で和歌山へ

私に出家のきっかけを作って下さったのは、浄土宗西山派(西山浄土宗)で最も優れた説教師の一人として知られていた橋本随暢上人です。 随暢上人は数多くの弟子を育てたことでも知られていて、私は彼の13番目の弟子です。私の後にも弟子は増えていたので、…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは”煩悩”です。

上の写真は、「煩悩」を一文字で表すときの字だそうです。なんだかすさまじいパワーが感じられる文字ですね。 慈雲寺では、毎月、身近な話題を取り上げて、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」という仏教の基礎を学ぶ会を催しています。「講座」というタイトルは…

12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日です。

先日、一年ぶりに新型コロナのワクチンを接種しました。前回はモデルナでかなりひどい発熱をしたので敬遠していたのです。しかし、一年というのはちょっと・・・という気持ちになったので、申し込んでみました。 今回はファイザー社のワクチン。幸い発熱はあ…

12月の慈雲寺行事予定

美しいイチョウの黄葉を眺めていたら、もう12月になっていることに気が付きました。うかうかしている間に年末近しというわけです。毎年、このころになると呆然としてしまいます。 さて、そんなことを言っている場合ではなさそうですので、今月の行事予定のお…