2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
鎌倉の大仏さまも実は阿弥陀仏です。無料写真素材を探しているうちに出会いました。なんだか久しぶりにお会いしたくなりました。 末法の時代に生きる凡夫の私たちは、誰もが心の奥に「無明」という闇を抱えている”根暗”なのです。 この無明の闇は次々と煩悩…
那智の滝です。水量が少なくて迫力は今一つでしたが、それでも美しい瀧だと心に残りました。 末法の時代に生きる凡夫である私たちは、誰もが心の奥に「無明」という漆黒の闇を抱える「根暗」なのです。 無明とは、サンスクリット語の「モーハ」を語源とする…
上の写真に写っているのは、慈雲寺にお祀りしてある弘法大師の御像です。 慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属する寺院ですが、大師信仰の篤い知多半島の文化圏に位置しているので、お祀りしてあるのです。 旧暦の3月21日は高野山の奥の院で弘法大師…
熊野で見た清めの炎。私たちの心の闇を照らしてくれる? 表の顔は明るく、のんびりしてそうに見えても、心の奥に暗いものを抱えている人を「根暗」と呼ぶのがテレビなどで流行ったのはいつのことだったでしょう?最近あまり聞かないように思いますが、もう忘…
明日香で見た竹林です。人影が無くて、なんだか吸い込まれそうな妖しい雰囲気でした。 今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は4月17日10時より行います。 テーマは「廃仏毀釈とは何だったのか?」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加く…
弘法大師が今も深い禅定に入っておられるといわれる高野山の奥の院 弘法大師は、承和二年(835)の3月21日に、禅定に入られ、今も高野山の奥の院で深い瞑想を続けておいでになると信じられています。 この3月21日を「御正当」の日と言い、お大師さ…
廃仏毀釈の混乱の中で頭や腕を破壊されてしまった仁王様 慈雲寺では、毎月一回、身近な話題を取り上げて、そこから仏教的なものの見方、考え方をご一緒に学んでいこうという「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。 参加者の皆さんからの質問やリク…
明日香で出会った仏さまです。インドも暑いよなぁ・・・ 上の写真の仏さまは涼し気なお顔をしていらっしゃいますが、インドは今頃が一年で一番厳しい季節。さぞや蒸し暑いことでしょう。 名古屋も負けてない!? 昨日も今日も20度を遥かに超えて、もう「夏…
三井寺の毘沙門堂の飾り絵です。前回訪れた時(20年前!)は17世紀の彩色が再現されたばかりだったのですが、しばらく時を経て、落ち着いた雰囲気になっていました。 今日は花まつりでした。朝、本堂の扉を開けた時、お釈迦さまの降誕像に甘茶をかけて、静…
境内に咲いていた花も加えて、花御堂をつくりました 4月8日はお釈迦さまがお生まれになった日とされています。「降誕会」として、仏教国ではどこもお祝いをするのですが、もちろん太陰暦でのこと。 桜の季節に合わせて「花まつり」として祝うのは、どうやら…
石山寺で出会った、可愛らしい大黒様 このところ、お墓についてのご相談で慈雲寺を訪ねて下さる方が増えました。 墓地については菩提寺の御住職とご相談になるのがベストですが、「菩提寺とは縁が切れてしまった」とか、「あまりにも基本的な質問なので、菩…
石山寺で先月初めに見た桜 ここ数日、お墓やお位牌のことで相談に見える方が続いています。 「実の父や母のお墓は故郷の菩提寺にあるのだけれど、遠くでなかなかお墓参りにも行けない。結婚して夫の実家に同居しているので、自分の親やご先祖に供養したいと…
今年3月初旬に熊野で見た桜です。 慈雲寺の山門には皆さんから寄付していただいた本と本棚が並び、ミニ図書館になっています。 まったくの偶然なのですが、私は子供のころからいつでも図書館のすぐそばに住んでいました。カナダにいた時も、徒歩圏内にいつも…
数日前に満開になった、東京の石神井川沿いの桜並木です。 慈雲寺の周辺には幾つものため池があります。知多半島の周辺は愛知用水ができるまで慢性的に水不足に苦しんでいたので、その時代の苦労の跡です。 大きなため池の周辺には桜が植えられているので、…