慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月21日(日)10時よりおこないます。テーマは「巡礼の意義と功徳」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

2024-01-01から1年間の記事一覧

お盆はいつ?

東京に住む従弟から「お盆のお墓参りに行ったよ」とメールが来ました。 えっ?と一瞬びっくりしましたが、関東圏は7月盆が普通なのをおもいだしました。 日本のあちこちで、大きく分けて三種類のお盆が行われています。もともと、お盆は7月15日を中心と…

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「巡礼の意義と功徳」です。

ご近所の「ミニ巡礼地」をめぐるのもおすすめです。 慈雲寺では毎月一度、身近な話題を取り上げて、仏教のものの見方、考え方の基本をご一緒に学んでいます。 「講座」というタイトルはついていますが、誰にでもわかりやすいお話を心がけています。どなたで…

「如来」の仏像を知る part 3

上の印相のイラストは、ネットからお借りしたものです。©彼岸寺 仏像を拝む時、仏さまの手がさまざまな形をしていることに気が付くでしょう。これを印相といい、それぞれの印が仏の法力を示しています。 仏像が何の仏さまや菩薩さまを現しているのかを判断す…

7月の慈雲寺の行事予定

7月になりました。蒸し暑さが本格的になって、これぞ「日本の夏!」という感じですね。昨日の7月2日で、ちょうど一年の半分が過ぎました。なんだか怠けていただけという結構ショック。後半の半年は、もっと日々の暮らし方を意識して丁寧に暮らしていこう…

「如来」の仏像を知る Part 2

如来の 仏像の姿勢には大きく分けて、2種類あります。 蓮の花などの形をした台座に座っておられる座像は、人々を救うために深い瞑想に入っておられる姿や、静かに説法をなさっている姿を表現しています。 そして、台座の上に立っておられる姿の立像は、人々…

「如来」の仏像を知る Part1

名鉄の鳴海駅前にある「鳴海中日文化センター」で、仏教の入門講座を行っています。センターと同じ建物の中に、「鶴亀2号」という不思議な名前の古本屋さんがあります。毎月の講座が終わると、この本屋さんに寄って、100円コーナーを漁るのが楽しみです。…

「慈雲寺文庫」に新しい本箱が入りました!

慈雲寺の山門に本棚を並べ、誰でも自由に利用できる「慈雲寺文庫」を開いています。文庫を始めてから5年近くなるので、最初に寄付していただいた本棚が壊れかけていました。今回、巨大な(!)本棚を寄付して下さる方がありました。これで、並べられる本の数…

中日文化センターと慈雲寺での講座のお知らせ

バラの花は独特の魅力がありますね。品種改良に夢中になる人がいるというのも納得です。香りの高いバラは特に嬉しい 慈雲寺では毎月一回身近な話題から仏教のものの考え方、見方のお話をしています。 今月は6月16日(日)10時より行います。テーマは「聖徳太…

遺骨を納めに父の故郷へ Part2

東城町のすぐ近くにある帝釈峡です。祖父が資材を運んで造られた橋が見えます。 父は叔父(私にとっては大叔父)の仕事を手伝うために東京へ出て以来、めったに故郷に帰ることはありませんでした。 しかし、子供達には故郷のことを知らせたいという気持ちは…

日本仏教の父、聖徳太子に学ぶ仏教

◎ 日本仏教の父と呼ばれる聖徳太子が広めようとした仏教とは? 慈雲寺では、毎月身近な話題を取り上げて、仏教の基本的なものの見方、考え方を学ぶ講座を行っています。「講座」というタイトルはついていますが、どなたでもお気軽にご参加いただけるお話を心…

六月の慈雲寺の行事

慈雲寺のスイレンも咲いて、玄関周辺がすっかり夏らしくなりました。しかし、まだ湿度が低いので日陰に入れば爽やかな風。こんな日の多い、バンクーバーの夏が恋しいです。 さて、6月の行事のお知らせです。 6月16日 10時より 尼僧と学ぶやさしい仏教講座 …

遺骨を納めに父の故郷へ Part 1

山の斜面にむりやり設置したような大きな墓石 父は中国山脈の山並みに囲まれた東城という小さな町で生まれました。かつては砂鉄の産出で豊かな土地で、一万石の城下町だったそうですが、今はすっかりさびれてしまいました。 父は長男でしたが、倉敷にある旧…

座禅の警策は不要?!

座禅と言えば警策でビシリ!というイメージですが・・・・ 慈雲寺では仏教関係の新聞や雑誌を定期購読しています。勉強会や展覧会のお知らせが第一のお目当てですが、他宗派で問題となっている事を知るのも、とても興味深いので、毎回せっせと読み込んでいま…

5月15日(旧暦4月8日)は降誕会(お釈迦様の誕生日)です。

旧暦(太陰暦)の4月8日はお釈迦様のお誕生日、降誕会、お釈迦様の誕生日です。 お釈迦様は2600年前にインドで生まれました。お釈迦様が生まれた時、それを神々が喜び、竜神が香水を降り注いだという伝説があります。降誕会の時、花で飾った小さな御堂…

「ひとりだけど 独りじゃない」・・・・ちょっと気になるキャッチコピー

あちこちの溜池で睡蓮が咲き始めました。慈雲寺の水鉢の睡蓮ももうすぐ開花しそうです。 先日、ある旅行会社のパンフレットが郵送されてきました。表紙にかかれたキャッチコピーが「ひとりだけど 独りじゃない」でした。 そのパンフレットは、一人参加限定の…

5月の慈雲寺の行事のご案内

何の世話もしないのに、雑草の攻撃にもめげずアイリスが咲いてくれました。なんだか、とても嬉しい。 でも、この花が咲けばもう初夏です。今日も夏日になりそう・・・それはちょっと悲しい。 さて、5月の行事のお知らせです。 5月15日(旧暦の4月8日)…

今年の御正当日は4月29日(旧暦3月21日)です。

上の写真は、慈雲寺に御祀りしている弘法大師のお像です。とても若々しいお姿。私は勝手に、中国留学からお帰りになったばかりの様子を現していると思っています。 ところで、弘法大師には「御命日」がありません。お大師さまは、835年(承和2年)の3月21日…

京都国立博物館で雪舟を満喫

雪舟の国宝指定作品が勢ぞろい!会期は5月26日まで 先日、本山で法要に参加した後、京都国立博物館に立ち寄って「雪舟伝説展」を見に行きました。 私は雪舟が大好き! この展覧会は、雪舟の作品はもちろんですが、彼の作風に影響を受けたさまざまな人達の作…

2024年の御正当日は、4月29日(旧暦3月21日)です。

慈雲寺にお祀りしている弘法大師像は、若々しいお姿で玉眼の瞳が美しい! 弘法大師空海は、835年(承和2年)の3月21日(太陰暦:旧暦)に深い禅定に入られました。今も高野山の奥の院で瞑想を続けておられると信じられています。この日を御正当日として、毎…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は21日10時よりおこないます。

友人に誘っていただいて、信州に花桃のお花見に行ってきました。枝垂れ桜や八重桜、水仙まで花盛りでとても贅沢な一日になりました。ご一緒した方々との会話も楽しくて「また来年来ましょう!」と言って下さったのが嬉しい。 さて、明日は毎月行っている「尼…

末法到来の恐怖を象徴する「経塚」

上の写真は、先月和歌山市の博物館で見た「那智経塚」の断面模型です。 この塚は、那智の滝の参道付近で大正七年(1910)に発掘されたものです。 経塚は、平安時代の末期から各地で造られたもので、経典を埋蔵した塚のことをいいます。この塚が造られた目的…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は4月21日10時よりおこないます。

桜もすっかり葉桜。新緑もあちこちで輝くようになりました・・・でもねぇ・・・・今日の最高気温はすでに25度。もう夏の日差しです。名古屋の猛暑は全然慣れない! というわけで、新緑の美しさも夏を予感して少しトホホな気分の今日この頃です。 さて、慈…

花に嵐のたとえもあるなぁ

アマリリスが咲きました。上のは去年の写真ですが、ほとんど手入れをしないで放置状態なのに、けなげに今年も咲いてくれました。 今日は一日、まるで嵐のような強い風が吹いています。建物のあちこちに隙間があいている慈雲寺では、誰かが口笛を吹いていたり…

四月の慈雲寺の行事

先日来の暖かな日差しに桜もほころび始めましたね。 四月の慈雲寺の行事です。 4月21日10時より 尼僧と学ぶやさしい仏教講座 テーマ:法然上人が開いた『浄土門』とはなにか?Part 3 法然上人の弟子、浄土真宗の親鸞、浄土宗西山派の証空、浄土宗鎮西派…

旅行ライターから宗教ライターへ変身かぁ?

私は30代から今まで、旅行関係の記事を書いてご飯をいただいてきました。自分のアイデンティティーは「旅行ライター」と思っているのですが・・・僧侶は「仕事」ではないし。 しかし、カナダから日本に戻ったら「北米関係専門の旅行ライター」のポジション…

10人の方々とご一緒にお釈迦様を偲びました

上の絵は伊藤若冲が野菜や果物を使って描いた涅槃図の一部です。お釈迦様は大根ですね。 十分な告知をしなかったので、数人のお参りがあれば良いかな・・・と、思っていたのですが、10人の方がいらっしゃって下さり、ご一緒にお釈迦様の大涅槃を偲ぶことが…

3月24日(旧暦の2月15日)10時より涅槃会の法要をいたします

太陰暦の2月14日は、お釈迦様が現世の肉体を離れ、完全な涅槃に入られた日とされています。 上の涅槃図は、亡くなられた直後、多くの人々、弟子たち、神々、動物までもが悲しんでいる様子を描いたものです。中央に横たわっておられるのがお釈迦さまです。…

行方不明の本に教えられる

これは去年の桜。今年の桜はもうすぐ咲きそうな雰囲気です。 先日、出張があってあるビジネスホテルに宿泊しました。 眠りに入る直前、少し文庫本を読んで枕元に置いたところまでは覚えています。しかし、朝起きてみるとその本が見当たりません。ベッドの下…

17日(日)はお彼岸の入り。法要と法然上人のお話をいたします。

17日から7日間、春のお彼岸です。彼岸とは、阿弥陀仏の世界、お浄土のことです。私たちが生きるこちら岸(此岸)と、仏の国のあちら岸(彼岸)の間には、荒れ狂う貪欲の波が渦巻く河、怒りの炎が燃え盛る河が横たわっているそうです。その二つの河の間には…

原稿書きがとても楽しい!

慈雲寺の紅梅です。これが咲くと、慈雲寺の「梅花の季節」も最終章です。 どの業界にも「業界紙」というものが存在します。宗教関連、仏教関連の話題を集めた月刊誌や新聞もあるのです。一般の方に講読されることは少ないでしょうが、寺院では定期購読してい…