どの業界にも「業界紙」というものが存在します。宗教関連、仏教関連の話題を集めた月刊誌や新聞もあるのです。一般の方に講読されることは少ないでしょうが、寺院では定期購読しているところも多いと思います。
コロナ禍で旅行関係のお仕事が全滅状態になっていた私に、こうした業界メディアから執筆の依頼をいただくようになりました。ライターは書く喜びはもちろん、読んでいただく喜び、そして何らかの反応をいただける喜びはひとしおです。
今は東京に本社のある「仏教タイムス」という週刊新聞から連載のご依頼をいただいています。一回600字という小さなコラムですが、毎週毎週締め切りが来るというのは久かたぶりのエキサイティングなこと。
この600字というのがなかなかくせ者で、説明をグダグダする余裕はないので、読者の関心をグッとつかむ必要があります。ま、へっぽこライターの私には、「グッとつかむ」なんて技はない!。毎回トホホと思いながら書いて居ます。
連載の注文をいただいた時は「ブログに書いていらっしゃるような話題で」ということでしたが、編集部で付けたタイトルは「尼僧奮戦記」・・・う~~ん奮戦なんかしたことないけどなぁ。
編集部の意図としては、カナダから帰国したばかり、知り合いもほとんどいない地に赴任した尼僧が「奮戦」してきた様子を書いて欲しいというところだと思うのですが、本当にボンヤリしてたら10年たったというぼんくら。奮戦なんかしたことないので、困ってしまいます。
締め切りは毎週やってくるしなぁ・・・・